お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

IMG_4767.jpeg

言葉では、表すことのできない悟りの世界を視覚的に現したのが、禅の庭園。だそうです。なるほど。

余分なものを取り除いた禅宗独特の枯山水。

三日間、これでもか!というほどに、時間と感受性の限界まで、禅の庭を拝見しました。

大徳寺大仙院の庭では、見た目ちょっと石の数が多すぎるのと違うか?

と思えてしまう場所(エリア)もありましたが、じゃあ、いらないと思える石や樹木はどれか?

と思って、考えながら、しばらく目の訓練も兼ねて探していました。

そしたら、一つもいらないものはないんですね。さすがなのでした。写真がなくて残念ですが。

普段、庭のデザインの仕事をしていても、まず、やはり引き算の訓練は必要ですね。

インテリアもそうでっしゃろ?ああ、いかんいかん、頭の中がまだ関西弁。

昔、関西発のテレビ番組を見終わった直後、両親がコテコテの関西弁に戻っていた時のことを思い出します。やはり、言葉にも気持ちが入る。

IMG_2726.jpeg

ピート・アウドルフさんの庭もミニマルな美しさがあると思います。特に冬は。この写真は12月で

IMG_6489.jpeg

こちらは、今年の6月。どっちも素晴らしい!って、思えて幸せでした。ほぼ同じ場所なの

わかりますか?今度は、やはり、ちゃんと秋らしい景色を見てみたい。

R0010096.jpeg

IMG_2725.jpeg

いらないものは一つもない。という思いに至れる庭、そういう景色に憧れます。


■おすすめ特集

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

Archives

Recent Entories