2019.12.28 / ガーデニング(GARDENING)旅(SIGHTSEEING)
言葉では、表すことのできない悟りの世界を視覚的に現したのが、禅の庭園。だそうです。なるほど。
余分なものを取り除いた禅宗独特の枯山水。
三日間、これでもか!というほどに、時間と感受性の限界まで、禅の庭を拝見しました。
大徳寺大仙院の庭では、見た目ちょっと石の数が多すぎるのと違うか?
と思えてしまう場所(エリア)もありましたが、じゃあ、いらないと思える石や樹木はどれか?
と思って、考えながら、しばらく目の訓練も兼ねて探していました。
そしたら、一つもいらないものはないんですね。さすがなのでした。写真がなくて残念ですが。
普段、庭のデザインの仕事をしていても、まず、やはり引き算の訓練は必要ですね。
インテリアもそうでっしゃろ?ああ、いかんいかん、頭の中がまだ関西弁。
昔、関西発のテレビ番組を見終わった直後、両親がコテコテの関西弁に戻っていた時のことを思い出します。やはり、言葉にも気持ちが入る。
ピート・アウドルフさんの庭もミニマルな美しさがあると思います。特に冬は。この写真は12月で
こちらは、今年の6月。どっちも素晴らしい!って、思えて幸せでした。ほぼ同じ場所なの
わかりますか?今度は、やはり、ちゃんと秋らしい景色を見てみたい。
いらないものは一つもない。という思いに至れる庭、そういう景色に憧れます。
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