お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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手しごと。大好き。

指先が毛糸や葉っぱに触れていると、なんとなく気持ちいい。でも、やはり、夏はあまり毛糸に触りたいと思わないし、伸びて剪定した枝葉も、癒されるのは、やっぱり秋なんだな〜。と、思います。

先日、銀河庭園で山葡萄のツルを剪定し、それを使ってリースの土台を作りました。

写真は、所用時間約5分。ツルの巻きひげが自分でツル巻きするので、ワイヤーとか、要らないのです。

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銀河庭園のあっちこっち、よく見ると山葡萄。あまり太いのは扱いにくいので、細い系を探して。

でも、ちゃんと要らない枝も、庭のデザイン上、要らないから、剪定しますよー!

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先日の銀河庭園は夢のように美しかったですが、今徐々に霜が降り始めているだろうか?

寒くなってくると、また一層の存在感があるのが

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seed head になる宿根草や潅木の実たち。オランダやイギリスならこのまま立ち枯れさせて

Five Seasons になるんですけれども、北海道は雪が降る前に刈り取らないと。

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それゆえに、11月に入っても庭の美しい瞬間の発見が続きますが、閉園して、一斉に刈り込み!

ああ〜〜!待って待って!その前に。もったいない!って、私からお願いした今回の企画。

それって、園のスタッフにはめんどくさいお願いだったかなと思いつつ。2度と戻らない有終の美。

ひとりでも多くの方がたと共有したかったのです。

(この写真はこの日に手に入るもの適当に集めて。ワイルドローズやツルウメモドキの実、ルドベキアの種は、絶好のリース素材ですね!)

ピンクになったノリウツギだけでリースも作ってみたいです。

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でも最初に触ったのは、バプテシアの種になった黒い苞。かっこいい。これでいこう!

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この上に、ツルウメモドキを重ねて。とにかく回転しながら差し込むんです。

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銀河庭園内には、リースがぴったりのツリーハウスや、童話にでてくる小屋がいろいろあるから

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出来上がったリースを飾るのもぴったり!

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マユミ。今は潅木のたたずまいそのものがピンクで実がかわいい!

それで、ほんの飛行機に乗る前の、短い時間でリースを作りました。

残念ながら、突貫作業。じっくり丁寧にできなかったんですが

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銀河庭園の、ホビットが住んでいるような家。ほかにもいろいろ。

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さて!こんな楽しい世界を、特別に12人だけで堪能しようという、

(私やアテンドのガーデナーは別計算ですが!)だいぶ、わがままなクラフトカフェ企画。

私の発案ではありますが、これが最初で最後になる可能性は大の......。

まあ、ツアーなどは、毎回内容が違うので、どれも、2度と同じことはないのですが。

しかも、リースやスワッグなどの作り方などのサポートをしますので、限定12名様!が特別感。

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集めた素材や、お作りいただいた作品はお持ち帰りいただきますので、大きめの袋はあったほうがいいかもです!?運良く咲き残りの花があれば?

開催日は 11月3日(日)閉園後の庭にて、少人数でアッとホーム、intimateに楽しむ

ことし最後の銀河庭園です。残席はわずかですが、お知らせまで!

http://www.ecorinvillage.com/event/event.html


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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