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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

グレージュほか、メロウカラーの季節がやってきました!!

吉谷桂子

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ようやく、この季節がやってきました!大好きな、メロウカラーの季節です!

Mellow とは、本来果実などが熟した状態から香りや甘みが豊かな状態をさしたり、人柄が円熟したさまをいうでしょうか。

なんとなく、まろやかな色調のことで、実際は、Mature ともいうし、Subtle なら微妙な色合いのこと。

でも、メロウって言葉の響きが、なんだかいいじゃないですか?

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メロウカラー。

真夏には、ちょっとピンとこないかもしれませんが、このメロウな色調で花色がマッチしたとき!

うわぁ〜〜!美しいって。感動する。それがガーデニングの醍醐味でもあります。美しい瞬間に立ち会う。ライブで。

この写真は初夏に撮ったものなので

今は存在しない花たちですが、こんなイメージで球根や宿根草を手に入れたりするのはたった今から!」

先日の銀河庭園では艶やかなダリアがたくさん登場した中

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このようなくすんだメロウカラーのダリアが印象的でした。

グレージュみたいな壁やガーデン・ファニチャーがさぞかし!似合うでしょう!

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これからパンジー、ビオラの季節ですが、メロウカラーは、改良された最近の園芸品種に多く、

これから秋〜冬に登場するパンジー、プリムラ類には、実にたくさんの種類が見うけられます。

ビビッドカラー vs メロウカラー。 vs と表現するのは、この二者は同じ場所に似合わないから。
ここにあまりにも派手な真っ赤や黄色など純色は似合わないのですね。
どっちかに、持ち込む色を決めないと庭の色が調和しないので気をつけて。ただし、
白や黒、純グレーなら、なんでも似合いますが。この微妙な熟した色は、確実に繊細に選びたい。
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アリウム のパープルって、本当にすてきなパープルですね....。今年は、はままつ、中之条ガーデンズ
銀河庭園など、あちらこちらにたっくさん植えます!
ここ数日、気温が下がってきたので、球根の植え付けにはちょっとづつ、いい感じの気温の時期がやってきました。
ワクワク!まあ、温暖地では11月のほうが安全ですが。
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去年植えたのは、少しくすんだピンクやアプリコットの、これは、新型のローブドゥアントワネットだっけ?
その寄せ植えを置くためのテーブル。このようなくすんだ色調だと一層の雰囲気を与えてくれます。
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これは、我が家の庭の壁色を塗り替えようかなーと思ってペイントワークスさんに伺った時に撮った写真。
やっぱりメロウカラーだわー、と、思って。
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とにかく、今から、これから、初夏までが、熱中症やヤブ蚊の心配のない、ガーデニングシーズン。
狭い庭でも楽しみますわ〜。
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時に、この収納庫も、メロウカラーで登場しています。同じグレージュです。
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エクステリアもインテリアのように繊細な色の家具を選べる。
そういう商品の揃った時代でもありますね。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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