一昨年の2017年、秋冬の花の少なくなる季節に星の王子さまミュージアムにあるサン=テグジュペリチャペルに、ローズ・フォトスポットを作る提案をさせていただきました。
名付けて「フラワー・チャペル」ありがたいことに、その提案が通って期間中は、たくさんの
お客様に楽しんでいただくことができました。美人効果のライトアップもして、シワとかシミも
飛ばしてくれるアイデア付きです。上の写真は2017年のもの。
背景に使った写真は、この年の初夏に藤田郁美さんが撮影してくれたミュージアムのローズガーデンです。
こうしたアイデアをイチから考えるのも私の仕事ですが、舞台装置の設営会社やテレビ局関係者の
ご協力を得て思った通りの装置が完成しました。
お客様のラブコールもたくさんいただき、星の王子さまミュージアムミュージアムの20th
アニバーサリーに再度、「フラワー・チャペル」を再現しました。
(その上の写真と比較していただくとちょっと違います)画面手前は宿根草で
ちょっとだけダッチウェーブ。2017年のときはクリスマス前だったので、キラキラしていますが、今は夏バージョンです。
ガーデン・見学。雨だとどうしても気分にメリハリがつきにくいですが、屋内の施設が
付随していると気分転換にも雨のときの休憩にも使えるし。なにしろ現代はSNS向けフォトの時代。
自撮り台をセットしてお友達やご家族全員で撮影を。
今回はシャンデリアに青い蝶々とクリスタルもセッティング。
高い脚立も用意していただき、セッティング完了!どのようにセットすれば思いのままの角度に
蝶々を下げられるか。これもその都度アイデア編み出していくので、試行錯誤します。
少し数が足らないのは、在庫切れで...。手に入り次第追加しますー。
スタッフのムトちゃんと二人で三日間。頑張って作りました。花は遠近感をつけるために
外側は、大輪のバラ。内側に向かって徐々に小型のバラをセットするのですが、
最近の造花カタログも、ナチュラル傾向なので、おおげさな大輪のバラが製造中止になったりして
なかなか苦労します。造花は1ヶ月経っても散ることはありませんが、案外カタログのなかは
季節が早く、今は秋冬向けのカタログの世界。季節の感覚が狂います。
でも、本物の庭は正直です。今の時期は箱根のあちらこちらでホタルブクロが咲いています。
特に日本原産(アジア〜朝鮮半島分布も)の自然な宿根草が咲くとこの自然さに惹かれますね。
アメリカアジサイ'アナベル'の赤花。大きく育ってきました。これくらいの咲き方のほうが好きですが、このあと、花径が大きくなって雨が降ると茎が折れるので支柱が必要になります。
カルシウム系の補助剤を投与するのも手なのですが、豪雨では手に負えなくなります。
天気予報に反して、28日はよく晴れました!
先日の写真と同じ場所で撮ってみました。
みどりの景色はやっぱりいいものですね。
2019年6月29日(土)と30日(日)はアニバサリーイベント開催中。来園記念にこの二日間に
チケットファイルをプレゼント!
また、次回、私の7月の星の王子さまミュージアム公開ガーデンワークは7月18日(木)or 19日(金)です。
(約1週間前に天気予報の良い方の日程で決定です)さて、いよいよ、
2019年前半のイベントにもピリオドが打てそうな時期がやってきました。
(写真は6月25日の中之条ガーデンズ、夫がデザインしたエリアから...)
7月3日(水)と4日(木)は中之条ガーデンズで、宿根草の仕上げとブランクの対処法をチェックに。
宿根草の管理方法など現地スタッフとの連携がスムースに繋がらず、心配なことだらけ。
イングリッシュ・ガーデン流のセンスと管理。その感じが好きな人じゃないとイメージが伝わらない。
私がまめに通って管理指導ができれば良いのですが。いえ、せめて
銀河庭園や星の王子さまミュージアムのように月に一度とか。
それがなかなかできない事情をなんとか乗り越えないと。と悩みます。
河合伸志さんが管理するローズガーデンは河合さんがまめに通って管理指導をされているので
見事な開花状況です。梅雨の合間に晴れたら、ぜひ、見に行ってみてくださいね!
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