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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

連休からバラ開花、6月のイングリッシュ・ガーデン 

吉谷桂子

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連休最終日の今日の東京は曇り。みなさま、この10連休はどのように過ごされたでしょう。

園芸やガーデニングの仕事をしている人はみんなきっと忙しいい

曇り空のほうが、若干、ホッとするというか。

植木鉢が乾いて仕方なく、朝晩2度の水やりも、必ずたっぷりと)表面が濡れるだけでは

不十分で我が家では、連休後半からバラが咲き始めると、根っこのほうも水をぐいぐい飲むので

朝の水やりから、午後3時過ぎるともう乾きがち。

今朝、撮った写真です。トレリスによく絡んでピンクカクテル。丈夫でよく咲く品種がベランダの眺めを華やげています。

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雑草も何度抜いても繰り返しでてきます。今日の夕方には、小型フォークで掻き取りを。

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いまも、5月中の植栽工事のために植物の注文の嵐中なのですが、アイデアに詰まると

本や雑誌をパラパラっと....。あ!このページはサラ・レーブンさんのピーチヒル。

今回のツアーで、ずっとリクエストをしてきた庭です。

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同じ日に行くのが、シシンググハースト。このエリアは、パープルフラワーのゾーン。

私の庭では今がクレマチス。6月のイギリスではクレマチスが美しいはずですが

パープル系のお洋服を着てここへいけたらいいなあと。

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この写真は昨日の私の庭にて。サルビア カラドンナ

開花即成の株なので、今すでにきれいに咲いていますが、今週末に

横浜市山下公園に寄せ植えする苗を養生中。花の紫って、本当にきれいですよね。

一緒に植わっているグラスはアネマンセレ レソアニア。

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イギリスのナーサリーで見かけたサルビア カラドンナ。こんな風に育ったら本当に素敵!

この手のスパイヤープランツが大好きです。

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この写真は、昨日自宅で撮ったもの。

去年の秋に植えた寄せ植えが、今、また宿根草として生長してきて嬉しいです。

秋に、一緒に植えたラナンキュラスを、休眠場所に引っ越しさせ、かわりにアンミを植えました。個人的にはこういう寄せ植えや植物が、本当に好きですが、地味だからと、なかなか

仕事のなかではウケがいまひとつ。

この寄せ植えのアネマンセレ レソアニアは冬中美しく、今もあまり枯れ葉がでず、植わりっぱなし。

サルビア ブルースパイヤーもずっと常緑で、今、紫色の蕾がぷっくり。

そして、ユーパトリウム ジャポニクム(フジバカマ)も美しい葉を広げてきました。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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