お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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中心に植えたホスタ Hosta 'Chelsea Odor' (plantagineaにあたる品種のはず。)大事な株はあまり寄せ植えをしないようにしているのですが、アネモネとちょっと珍しいヴィオラで寄せ植えしてあります。ホスタと冬に咲く花との寄せ植え。春が楽しいし、水やりを忘れず、そこに毎日、目がいくから...。

また、大切な苗は、ここ数年「ストレスフリーの土」を使うようになりました。

この土だと団粒構造が壊れにくいので何年でも使い続け、再利用もできるし、土の中で水分を保ちつつ水はけが良く、水やり回数も少なくて済むので、植木鉢ではまさにストレスなしで育てることができる。

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このホスタは、何百種類も育ててきた私の植物の中の1番か2番くらいに大切な植物です。この写真は10年以上も前ですが冬のうちにビオラやパンジーと寄せ植えして春を迎えた。

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古い写真を探してみましたら、2002年開催の第3回国際バラとガーデニングショウに、飾った写真がでてきました。右寄り中央の一際明るいライム色のホスタです。
このホスタは、1980年代にチェルシー薬草園で見つかり、大変に香りの良い品種であったことから、Chelsea Odor と名付けられました。

その後、薬草園を訪ねていた HADSPEN GARDENのNori Pope 。ノリさんが、株分けしてもらい、個人的に少し増やした。(1996~7年頃)HADSPEN GARDEN を美しく作っていた NORI POPE さんの自宅に私たち家族で数日滞在していた時に譲り受けた。
葉っぱは、明るいゴールド系で淡く斑が入ります。
先日、はるはなファームの方と話をしていて、そうだ。こういう方に株分けでまた育ててもらえれば、このホスタも絶滅しないで済む!と思いつき
ここ数年、洋服の仕事で忙しかった間に株分けもせずにいたら、実は株は衰えていたことにも気づかずにいて。それで、おそらく6〜7年ぶりの株分けを。

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この写真は2003年に株分けしたときの。地植えでかなり勢いがあったのに、今は、裏庭を整理して、植木鉢に植えてあったのですが、去年の夏に衰えたような印象でした。株が立派な場合はガーデニング・フォークを二つ使ってざっくりとわけるとかなり絡み合った根っこもうまく解けます。

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掘り上げの際も、シャベルだと根を切ってしまいやすいですが、フォークが一番!なのに、なかなか日本で発達しないのは「知られていないから?」

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こちらのサイトでもかなり安くなっていて、ぎゃっ!となりましたが、こちら、イギリス ブルドック社のフォークは壊れずにいますが、結構アンティークなのを使っていたりしたせいもあり、この27年間で4~5本以上は折ってしまったり(肢が折れたり、金属が折れたり)盗まれたりで、買ったのは10本以上だと思うのですが、今は、写真のフォークも含めて、3本のフォークが稼働中。

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絶対的に、

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シャベルよりも活動範囲が広いです。

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昨日は17度になったかと思ったら急降下で、今3度です。

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気温がマイナスになると危ない植物は軒下かなるべく壁際へ。

もう!春が来た!と思ってかなりの草花が芽生えていましたが、また冬に戻っていくようです。どうかみなさま、ご自愛のほど。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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