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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

宿根草が好きすぎて....ニューペレニアルガーデンの旅

吉谷桂子

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8月22日に出発して、31日、オランダから帰国しました。

今回もたっくさんの感動あり、そして、人生のガーデニングの勉強ができました。

ツアーに参加してくださった、皆様!本当にありがとうございました!

(写真は、すべて、モダンダッチガーデンの母。ミーンルイスの庭にて)

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それぞれの植物のことをよく識る。

というのが、庭づくりに欠かせない大きな要素です。

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こればかりは経験がものをいいます。そして、構造のデザインなど。庭の植物の活かし方は

デザイン次第。

ガーデニングに熱中して、四半世紀以上がたっていますが、まだまだまだ〜

そして、デザインだけでも、経験だけでもまだ足りない。......観点、見方も重要。それには

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ある程度は効率良く、庭を維持するアイデアや庭がすてきに見えるヒントなど。

そういうことにも、センスが必要ですよね。

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で、センスを学ぶ早道は「センスを見る」ことだと思っています。

なので、「マネは学び」そんな

現代の庭の最新トレンドを。というわけで、このたびのダッチウェーブ

「ニューペレニアルムーブメント」の旅では、たくさんのダッチウェーブの庭を

見学しました。そして、Piet Oudolf氏を始めとするデザイナーやガーデナーにお会いして

お話を伺う。

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基本は無農薬、無化学肥料で。(ただし、場所により有機質の肥料分は与える)

さまざまなエリアにおける生態環境への興味、知識、実践を伴いながら。

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寒冷地でしか生き延びない植物への憧れと同時に、寒冷地じゃ育たない植物への親しみ。

いろいろな種類の植物との出会いがありましたが、

やっぱり宿根草が好き。好きだ。好きだ!と、今のニューペレニアルガーデンのムーブメント

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ただしこれからの問題は、この景色を美しいと思うか、思わないか。

それには個人差もあるので、いくら無農薬無科学肥料、潅水なし、春夏、秋冬の眺めを楽しむにも課題は大きいですね。

バラが満開の庭は、わかりやすく、美しいですが。

宿根草ならではの美やその他の美の規範見つめていきたいと思っています。

それには、でも、かなり時間がかかるようで。

またおいおい、書けたらなあと思います。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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