お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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スペインのビルバオ発、スキポール空港行きの機内。オランダの首都アムステルダムの国際空港、

スキポールは広大な空港だけど、これはかなりの小型機。当然、機内狭く体の大きなオランダ人で満席。

とても窮屈な1時間半。トイレも行きにくい状態。そして、機内サービスもなしに等しい。

ヨーロッパ内の移動やドメスティックの飛行機は本当に小さくてシンドイ場合多し。JALやANAに

乗り慣れていると違和感。北海道から羽田と同じくらいのフライトですが、じっと我慢の時間です。

でも、時間の節約にはやはり・・・。

昔、パリからスペインのグラナダまで、24時間近く、コンパートメントだったけれども

寝台車でもリクライングシートもない電車に乗って旅したことあります。途中何度も止まってゆっくり

走るタルゴ特急。そこにはカメの絵が描かれていた。20代だったけどしんどかった!

それは、40年も前の話、内装のすべてが木造なんて列車や、トランスユーロエクスプレスTEEが懐かしい。

午後16時すぎ頃の便に乗って、オランダの首都、アムステルダムについたのは18時過ぎだったか。

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太陽ギラギラのスペインと違ってオランダは、案の定雨。

アムステルダムのスキポール空港から市街まではタクシーで30分以上はあったか。なんだか渋滞もあった。

運河の多い旧市街は道の通せんぼ多く、待つ時間も多いので、時間かかり、もうすっかり日暮れて、

ホテルに着いたら、もう夜のムードでした。

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オランダのモダンデザインは、無駄かと思える装飾過多がちょっと楽しい。好きじゃないのも

時々あるけれども、シンプルシックなら、他の国にもいろいろ。特にホテルの場合はシンプルなだけだと飽きるし。

今回は、コンテンポラリィ・ホテルを代表するアムステルダム・アンダースへ。

最近のちょっといいホテル、大型のフロントがないのが増えてきた。

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パソコン1台置いてあると、そこがフロント。現金のやりとりもほぼないので、端末だけでことが進む。

私のチェックインを友人が隠し撮り。

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なんだか、やっぱり、無駄にデザイン過剰感はあり。

でも、目も遊んで。

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二泊のうちの一泊目をこれまたスィートにしてみた。デザイン確認のため、いろいろ泊まる。

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部屋の到着直後でないと、その印象が変わるので。すぐ撮る。こちらの部屋がベッドルームで

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やはり、夜だとどうなのか。夜に部屋の写真を撮っても雰囲気がよくないので翌朝に。

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時差の関係で3時とか4時に起きるのは当たり前なので、 部屋で過ごす早朝の時間が

大事なシティングルーム。

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最近のホテルはエスプレッソマシンがついているのもありがたし。

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To Keiko とカードの入ったアレンジが飾ってあった。デルフト・ブルーにはやはりオレンジの花。

自分で入れたエスプレッソで早朝(日本への連絡は早朝に限る)パソコンで、仕事だけはしていた。

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X X Xラブラブ or キスキス アムステルダムがレリーフになった洗面台には、オランダ名物

青のデルフト焼きのシンクボール。ほかの小物も皆青い。

この部屋には一人で泊まっているので、どっちのシンクボールを使うか迷った。答えは白っぽい右側。

しかも、大型テレビが、バスルーム、ベッドルーム、シティングルームそれぞれに3台あったがまったく見なかった。最近はネットのオンラインが見られるから、見るべきものがないわけじゃないけど。

そんな時間があったら実物のアムステルダムを見ていたいから。

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トイレの壁紙が面白かった。オランダの観光ガイドをデルフト焼き風にイラストレイションしてる。

オランダの哲学者、スピノザの名言らしきことが書いてる。人はどうやって生きれば良いか。

みたいなことを書いてある。人類の欲求をどうとか...。トイレは哲学の間。

かと思うと地下鉄やチューリップ。高速道路の標識も描かれて楽しかった。

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朝食は7時から。と、聞けば絶対に7時に行きます!だって誰もいないから写真が撮れるでしょう。

オレンジジュースでまずは、一番好きな場所に陣取って。

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パンデミックの今は考えられない、セルフサービスのよりどりみどり。

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野菜も果物もナッツやソースも趣味良くトッピングの多さに、選ぶ幸せ。

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炭水化物は要注意なので、ひとつしか選べなくて残念。どれもホームメードでおいしそう!

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庭の眺めも楽しくて、ここまた、ナチュラリスティックの波が。

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フルーツと生ハム、スモークドサーモン、サラダにナッツのトッピングたっぷり。仕上げに

クックド・ミールはメニューを見て注文。オランダには独特のパンケーキ文化あり。

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と、なると炭水化物がどうとかいってられないので、やっぱり罪多きコレ。美味しかった!

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次の日の朝は、トーストに乗ったミックスオムレツ?というかスクランブルエッグのあいのこ。

家でも似たようなもの作って食べる。

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ホテルの庭のデザインもアウトサイドイン、インサイドアウトのデザインでおもしろい。

暖炉やベッドも作ってありました。

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街へ繰り出す。国立美術館の庭もナチュラリスティックになっていてびっくり。

昔はここ、ゼラニウムなどの赤い花でいっぱいだった。今は、ペニセタムの穂が満開。

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昔、ファサードの間口の幅で税金の額が決まっていたとか。

なので、間口狭く家の奥行きはかなり深い。その奥には小さな庭あり。そして、ガラス窓開口部が広いのは

ここから家具などを宙吊りにして入れていた。今もどうしているのをなんども見かけた。家の破風には

宙吊りのためのクレーンフックあり。

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16世紀に栄えた栄光の感じが残る。街並み。これがとても好きです。

オランダへは、これで、5度目だった。イギリスやフランス、イタリアに比べると回数は少ないけれども

独特の良さがあり、病みつきになる。かならずまた行きたいと。(来年フロリアード!)

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写真を撮るヨシヤを撮ってくれた友人の写真から。ここから撮っていたのはこの眺め。

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ボートの上が、ガーデンになっているタイプ多し。これはボートハウスで、人が住んでいる。

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屋上緑化?昔は本当にゼラニウムなどが多かったですが、自然主義的になりました。

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シンゲルの花市場も押さえて。この時、8月最後の日でしたが、これから球根の季節ですものね。

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ふつうの花屋さんもチェック、花より、グリーン多し。

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さて、昼間の活躍で疲れているので、ホテルに戻ってこの日は早めのディナー。

庭の見える席をと予約しておきました。

このホテルの食事がおいしいとわかっていたので、安心して。

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モダン・ブリティッシュの料理に似て、モダン・ダッチとでも呼びたい健康的なメニュウでした。

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ワインも美味しかったし。あああ。至福の時間でしたね。しかし、↓この発想は根本的に

理解不能で、だからおもしろいといえる?なんで、ベルのなかにシャンデリア。

その、引っかかるような違和感を楽しむのも海外旅行ならではの楽しみ。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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