2016.7. 7 / 日々のお世話
『私とバラのいい関係 (*´艸`) 』へようこそ~♪
お待ちしておりましたよ~ (^-^)/
今日は「水やり」の話をしようと思っているんですが
その前に!
前々回の記事で、二番花をきれいに咲かせるためには
一番花の切り戻しが大事という話をしたの覚えてますか?
ちょうど、原稿締め切りの朝(爆)
あのときご紹介したジュビリー様が咲いていたので
ニュース速報♪♪
↑ うつむき加減に咲いていた一番花の花茎が
まっすぐ上を向くぐらいの場所でカットしたら
一番上の葉の付け根から
二番花の花芽が伸びてきましたよ♪
そして今朝...
一番花と同じ美しいお顔で
咲いてくださいました~(≧∇≦*)ノ
さてさて、気分がうきうきしたところで
今日の本題!
日本は長いので
まだ涼しいよ~♪ という方、
梅雨まっさかり...という方、
本当にいろいろだと思いますが
メアリー地方は、
夏先取り中 (。◕ˇ‿ˇ◕。)ノ
7月5日は36度を超え
超真夏日が始まっております~(´Д`;)アヅ
以前、真夏のベランダで気温を測ったら
50度を超えていました。
今日は、そんな過酷な状況での
バラ様たちのお世話の話~♪
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固形肥料の追肥は7月初旬でストップ
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鉢バラは、生育期間中は、毎月、定期的に追肥します。
※市販の長く効く肥料を使っている方は、
商品の使い方どおりに施肥料してね♪
メアリーは、3月初めから月初めに追肥してきましたが
7月初めの追肥をしたら、8月はお休み♪
イングリッシュローズなど、
涼しいところで生まれたバラ様の中には
日本の夏が本格化すると、休眠状態になって
動きが止まるバラ様が多いんです。
寝ている人にご飯やら、
リポビタンDやら、あげてもねぇ~( ̄▽ ̄;)
⇒ 枕元に食べられないご飯が放置されてる状態
なかには暑さに強くて、元気に蕾をあげたり
ぐんぐん伸びてくる強者もいますが
そんな方に元気に枝葉を伸ばしてほしいときは
ちょい薄めの液肥をあげるといいですよ ヽ(*´∀`)ノ
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液肥をあげる前には、まず水やりを!
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これは夏に限ったことではありませんが
案外、ガーデニング初心者の方はご存知ないかも?
液肥をあげる前には、
まず軽く水やりしましょう!
乾き気味の土に、水やり代わりに液肥をあげると
土が肥料を吸ってしまって、
植物が液肥を吸い上げることができないんです。
でも、軽くお水をあげてから液肥をあげると
先にお水が土に染み込んで
土の粒の間に液肥が保持されるので
根がすぐに吸収できるんです!
また、夏は乾燥が激しいので、
液肥だけをあげると、水分が蒸発して
鉢の中で肥料分が高濃度になってしまう...
なんてことも!
「肥料焼け」という言葉を聞いたことがありますよね?
これは、根のまわりが濃い液体で覆われることで
根の水分が外に流出して、カラカラに枯れてしまう状態。
(なめくじに塩をかけるのと同じ現象です~)
水に溶けやすい即効性の化成肥料を
鉢土にまぜると失敗しやすいのも同じ理由です。
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水やりは毎朝たっぷり♪
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基本中の基本なんですが、
夏は水遣りが命!
肥料はなくてもバラが枯れることはありませんが
水のやり忘れは命とり...
春、花が咲く前、または春の花後に鉢増しして
水はけのよい鉢に植えていれば
毎日たっぷり水をあげても
根腐れすることはありません。
根腐れは、水のあげすぎが原因じゃなくて
鉢の中に古いお水が溜まっている状態が
引き起こすものなんです。
例えば、小さな排水穴が1つだけの鉢に植えていたり、
元気で大きな苗を小さな鉢に植えたまま
根がぎっしり生えて排水穴を塞いだ状態になっていると
根腐れになりやすい!
また、はじめてマルチングした方から
「土が乾いてるかどうかわかりにくい」という
ご質問をいただきますが、
有機栽培で育てているなら、
土がしっとりしているくらいでOK!
水遣りは、鉢の中にきれいな酸素を送り込み
鉢の中にたまった水を外に押し出して
リセットする役目もあるので、
とにかく毎日たっぷりお水をあげましょう!
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ちょっとの留守なら深めの鉢皿に水をためて
留守がちなら自動潅水機がオススメ!
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毎日お水をあげたくても、夏はイベントがめじろ押し~!
2~3日の留守なら、
鉢より2まわりほど大きく4~5cmの深さがある
鉢皿に水をためて、日陰に移動させてお出かけすればOK♪♪
長期の留守の予定がある方は
思い切って自動潅水器を奮発しちゃいましょう!
いろんな商品がありますが、設置は思ったより簡単♪♪
決まった時間に、必ず水やりしてくれるので
家族に水やり研修するよりず~っと安心 (^-^)/
ただし! 電池切れにはご注意を!
電池切れに気がつかずに放置していると... 全滅します。
週に1度は、見回りながら自分でお水をあげましょうね♪
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もしも、水やりを忘れてしまったら...
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すぐに日陰に移動して、たっぷりお水をあげましょう。
葉っぱの表裏も、シャワーでお水を!
しばらくおいて、もう一度 鉢土にお水をたっぷり。
「クールダウンと水分補給」は人の熱中症と同じですね。
でも、アクエリアスじゃなくて、
バラ様には普通のお水をあげてくださいね!(^_^;)
半日もすればシャキっとしてくると思います。
ただ、水切れのダメージにもよりますが
乾燥で根が傷んでしまうと
1週間から10日ほどたってから、
葉が黄色くなって落ちてしまうことが...。
そんな時はちょっと日陰に移動して
メネデール100倍液を1~2回あげて様子をみましょう。
芽が動き出すまでは、肥料は厳禁!
芽が動き出したら、うす~い液肥を。
そっと見守って、回復を待ってあげてくださいね d(^_^o)
暑い夏は、バラもロザリアンもゆっくりで!
しっかり水分補給して乗り切りましょう!
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7月~8月中旬 メアリーのバラ作業
●7月初めの追肥をしたら8月初めの追肥はお休み
●元気なバラ様には薄めの液肥を(気が向いたら。なくてもOK)
●散布もお休み(夏は虫被害より、散布の薬害が怖いため)
●毎日、忘れずたっぷり水やり
●摘蕾 (体力温存。2番花以降の蕾はつみます)
●ハダニ対策の水道シャワーをときどき♪ 雨の日は豪快に!
*夏場はうどん粉の心配はありません♪♪
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