お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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ようやく涼しく...という言い方が良いのか分かりませんが。

最高気温23度と言う過ごしやすい気候になりました。9月までずっと暑かったので。

こうなれば

秋撒きの種や宿根草や球根を植えるのに、最適な時期が来たといえます!

さああ!やりましょう。やりましょう。写真は先日、撒いてみたワイルドフラワーメドウの種が

1週間ほどで発芽。かわいいですよね!

種まきは今月中旬までに終えておきたいところでしたが、秋植えの宿根草や球根は

これから,,,,遅くとも12月上旬くらいまでには、植えておきたいところです。

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今ガーデンセンターなどにいくと、あるいはネット販売でも、手に入る苗があれば、

今のうちに! 春に植えるよりも力強い生長をする宿根草。夏はまた厳しい状況がくるでしょう。

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この夏の間に枯れてしまった宿根草。皆様の庭にも被害があったでしょうか。

先週末は、渋谷宮益坂上青山通りの大きく開いてしまったブランクに

オミナエシ、アスター ブラック、ニーレンベルギア カピラリスなど、48株と

中之条ガーデンズのこぼれだね苗をもらってきて、オミナエシ、ワレモコウなどを補植。

今の気温であれば、まだまだ根をはって冬越しの準備に余裕があります。

寒くなってからでも植栽は可能ですが、寒くなってからでは根があまり動かない、生えないので、

やはり今ではないでしょうか。

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中之条ガーデンズでも数百の球根と宿根草を補植。

三株でひとまとまり、あるいは六株でひとかたまりのマス・プランティング(ブロック・プランティング)

をしています。写真の手前のセダム(ハイロテレフィニウム)オータム・ジョイの間から出ている

エキナセアやオミナエシはコボレダネから増えた実生株ですがこれが実に丈夫なので

中之条ガーデンズでは厳密な制御をせず。こぼれで増えた実生を残しながら自然な雰囲気を

どこまで穏やかに保てるか。(放置するとぐしゃぐしゃと散らかってしまうので)

注意しながら、時々、制御して。普段は自然のままに。そのバランスを見ながら植物の景色を作っています。

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こぼれだねで立派に生長しているペンステモン。どこにどう根を張るのか。

すごい力強さです。

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最後の写真はイギリス。ウィズレーガーデンのボーダーです。

植栽当初は整然と配置されていた植物たちも、1年、2年と時間の経過でワイルドになっていきますが

行き過ぎないちょうどのバランスで人の手が入っています。

その手の入れ方が、まさにガーデナー次第。それぞれの庭に、ガーデナーの個性がでます。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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