2021.11.26 / 旅(SIGHTSEEING)暮らし(DAILY LIFE)
東京立川市にあるPLAY! MUSEUMで、今、1月30日(日)まで、
柚木沙弥郎 life・LIFE 展 が開催されています。
立川駅の北側にある新街区グリーンスプリングス、このエリアは、ここ数年の再開発で緑の多い文化施設のプロムナードになっていて、
隣の市、財政微妙の日野市に住んでいる私たちには、とっても羨ましい地域。ここには、注目の植物屋もあるしカフェ雑貨屋いろいろ、劇場も。
と、文化度高いイギリスから帰国して23年。東京郊外は、緑は豊富だけれども美術館というと東京都心まで1時間以上かかる環境で忙しさにかまけて、招待券をお送りいただいても、行かれないことがほとんど。そんな状況で「近い!行ける!」と浮足だったのがPLAY! MUSEUM
PLAY! MUSEUMは、「絵とことば」をテーマに大人だけでなく子連れで楽しめる美術館です。子供が小さかったら通いたかったなぁ。しかも、立川市民は割引でいいなあ。などと姑息なことを思った気分が吹っ飛ぶ展覧会、ただいま開催中です。
逆に東京都心に住む人は遠路はるばる立川に来てみてください。私はほとんど八王子に近いエリアの住民ですが。関係ないか!でもとにかくいつも遠路の移動。ここは近い!
柚木沙弥郎さんの作品は、Shadeで私がテキスタイル・デザインをやっていた時に、かなり、かなり影響を受けていましたが、とにかくマネのできないピュアさ。また、マチス作品に近いかと思うともっと土に近い。
生活に近い。だから「暮らし」「生活」
絵本の原画も豊富に展示されてその愛らしさ可愛らしさに引き込まれます。愛がいっぱい!
たかいたかいシリーズ。ぞうさんもうさぎもみな
柚木コレクションもふんだんに公開されて嬉しい限り。
かわいいジョウロ。メキシコか東欧か。どちらも行ったことのない外国。
私もこうしたコレクションなら負けないなあと思いながら、自分もコレクションケースを作ること考えていました。
自分にとってなにが「ワクワク」するものか。今それをずっと考えていて、この眺めおすべてワクワクする。
ちなみにSHOP では、「柚木さんでくらす」「柚木さんででかける」などのテーマで大人買いしたくなるものいっぱい。
昭和に青春があり、美学生だった私には、おなじみで懐かしい作品もたくさん。
そして、本命の柚木沙弥郎作品は大きな型染の数々。染色家でもある氏の色出し。
コンポジションの素晴らしさに目を奪われるが、その色彩の美しさ!
日頃から最近の日本画家による京都の寺院の襖絵には閉口するけれども、柚木作品だったら良いのに。と、
作品の森に楽しく迷いながら、お寺の襖にこうした作品が入ったところを想像して楽しむ。
ビックリマークのバナー、すてきね!
まゆのシリーズもすてきですが、この樹木のシリーズ(白黒の)には目を見張ります。
駒場東大の民芸館で柚木展が開催されたときは、空間が小さかったので、もっと大きく見えたように思いますが。
作品の展示。エリアに立ち入りさせないためのこの砂利もすてき!
つばめ のシリーズ。俄然すばらしい。
私が最初に、京都のエースホテルに泊まりたいと思った理由は、この作品にあって、
1月30日まで開催ですがに、コロナの感染者数の収まっている今のうち、平日に尋ねることが可能なら、おすすめです。昼頃は混んでいますが、3時半頃はとても空いて、事前予約なしで(週末は事前予約のこと)隣にはイケア。ちかくにららぽーと。駅の周辺には伊勢丹、高島屋、世界堂。郊外に住んでいる私の都会へようこそ。
ああ、心満たされた。布。にも心を豊かに満たす何かがあるのね。
さて!ここ数年でも、仕事をこなしきれない、いわゆるオーバーフロー状態になって数週間。もう最悪!と呟きながらの毎日でした。(京都行きが敗因!)3キロ痩せたのは良いけれども、仕事は、ちゃんとやりたい。なので、ここしばらくブログがなかなか進みません。そして、いよいよライブ配信は、今度の日曜日。なんとか、つつがなく、開催できます、ように!祈る気持ちです。私は「写真と文章向き」のタイプで、動画カメラの前で話すのが大の苦手!だけれども。苦手といって逃げてないで。と今回の決意でした。
さて、マネのつもりはなく。しかし、影響は確実に受けている私のオリジナル・デザインのパッケージ。パッケージよりも中身の良さがウリです!それもぜひに。
《ライブ配信日時》
11月28日|日|昼14時ごろ〜
《場所》
ライブ配信特設ページ
https://www.dinos.co.jp/dinoslive_s/garden2111/
※視聴には外部サイトでの無料会員登録が必要です
皆様のご視聴を、心よりお待ちしております。
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