2021.10.25 / おしゃれ(OUT FIT)手芸(HAND CLAFTS )旅(SIGHTSEEING)
ここ数日、急に冷えて、朝晩は、まるで12月みたいな気温です。相変わらず忙しいけれども、
先日の日曜日、実はずっと前から予約していた展覧会に行ってきました。時間ないからどうしようと思いつつ、息子の大学の担当教授がマルチメイディアのアーティストなので、そのおすすめもあり。やっぱり行っておこうヨ、久しぶりに実家に帰ってきた息子と日曜日の都会トリップ、意見まとまる。車でぱぱっと行って帰って来ようと。
タイトルは GUCCI GARDEN TOKYO
詳しく説明する時間が持てないので、ネットで調べてみて。グッチのデザイナー、アレッサンドロ・ミケーレのアーキタイプに没入する感じのエキシビション。
グッチって、大昔から、ボタニカルなテーマのアーキタイプ。スカーフなどにあった。
私は学生時代に、父からプレゼントされたGGマークのベルトをベルボトムのパンツに合わせ、トップスはインドのサルタン風シャツがお決まりだった。
同じ頃、大学の友人が、美しいボタニカルパターンのスカーフを持っていて羨ましかった。到底自分の小遣いでは買えない。
なので、私も、大人になってから、ボタニカル柄デザインの何かしらを買うことができて、50年近くも好きなものがマッタク変わらないことに気づくのでした。
展覧会の会場も、自分の若い時代からの好きなもの、あるいは、アーキタイプと合致する部分。これは自分の主義にも近いものだと、流行りとか関係なく持っていたんです。
私には特別に意味のあるものだし。
息子が撮ってくれたこの日の私は、グッチのジャガード・バラ柄のセットアップ。滅多に着ない服ですが、ここへ来るので、着てみましたよ。
コレも!
2018年のコレクションの時に目にしていたイグナシ・モンレアルの、これを絵画というべきか。ハイパーリアリズムとも違うと私は思っていましたが、いわゆる活動写真の看板絵のようなタッチ。筆致の速さが羨ましい作品の世界に包まれる楽しさ。私自身が古典絵画に没入していたので、やはりのめり込みました。プリントですけれども。
そして、銀座のアップルに用事あって銀座の街を通過。道路はかなり空いていました。今エルメス銀座でも展覧会。でも、ちょっと行く時間なかった。
なぜなら!これの追い上げ、明日の設営!来る日もくるひもやっていた。
明日26日から、27日、28日まで、恒例の星の王子さまミュージアムのクリスマス装飾。
今回は7月からずっと準備をしてきた「Wish」をテーマとした園内の飾り。
各地の造園工事の話題多く、飛び回っているように見えるけれども、7月8月は1週間の間自宅敷地を出ないこともあったくらい。この細かい作業の連続でした。
強烈にハンドメイド感の強いオブジェの数々を、グランツリーにデコレーション。
一万個を超えるラインストーンのキラキラ。ミニマルなブラック&ホワイトも好きですが、どうも1982年に初めてイタリアに1ヶ月行って以来。装飾過多なものに惹かれるようになってしまった。あれから、約40年、好きなものが変わらない事実。
立体のベースは吉谷博光が制作。舞台美術をやっていた私たちの得意分野はちょっと特異だなとも思います。
可能であえば、見に着ていただきたいなー。晴れた日の夕方は圧倒的に美しいはずなので。
では、準備万端、4ヶ月の成果をグランツリーにデコってきます!写真はまずはインスタなどで。
■おすすめ特集