2021.10. 9 / ガーデニング(GARDENING)旅(SIGHTSEEING)草花(FLOWER & PLANTS)
今日も、銀河庭園は、超のつく美しさを称えておりました。
花も、景色も。しかし、幽けき花のありようには、いつもはらはらいたします。
花は、明日には姿を変えるでしょう。
なので、今日を留めたいような一心で、写真は撮ってしまいます。
で、いまさら、そんな当たり前のことを。と、思われるかもしれませんが、
花も庭も、今日の美しさ、明日は補償されない。それを言ってしまえば、全てが、そうだといえますが。
私もあと2ヶ月で誕生日を迎えると65歳でございますので...
一層その思いは嵩が増しています。
それゆえに、美しく秋を迎える景色に惹かれます。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
とはいえ、それを心にとどめるのか。気づきもしないのかで。
ずいぶんと違うのではないでしょうか。
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす。
といったところで、必衰をあらわすところの秋の枯れ景色。
好きでたまりません。ドライになった植物は、生の植物より
長らえるようなところ。永遠ではないけれども、数日で枯れるのではなく、数ヶ月は保持のできる雰囲気。少し心安らかに。
来月、11月2日、3日、4日が、私にとっても、今年最後の銀河庭園ですが、その中日。
11月3日に、6名さま限定で、銀河庭園の庭の実りを使って、つつがなき未来を願う形状のリース作りと、その材料収穫のガーデン・ツアー。開催します!
詳しくは近日中に公開される銀河庭園HPより、お申し込み要領すべてオンライン予定です。
遠方の方は、まずは旅程の調整をお願いいたします。11月の北海道、美しいですよ!
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