お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

Working with nature 自然と関わるという生きるテーマ

吉谷桂子

秋。を感じる9月のスタートでしたが、いかがお過ごしですか?

ずっと忙しくブログに近寄れませんでした。

オランダ・デザインを続けたかったけれども、いやもう!大変!自分が最低3人は欲しいです。

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(オランダ、アムステルダムの美術館の庭)

肌寒い日、蒸し暑い日もありつつ、自然界と、主に暦が重要な私の仕事は遠くて1年先、近くて三ヶ月後に

コンプリートする仕事が多いので、今は、クリスマス。そうですよー!3ヶ月後はもう年末!?

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今はまだ野鳥は餌が豊富でうちの庭にたくさんはやってきませんが、今害虫の季節です!気をつけて!

害虫を食べてくれる益虫は、カマキリ、テントウムシ、クモ、など。野鳥が虫を食べる量は莫大だとも言われていますが、庭に来てくれないことには。だから準備だけはして、まずは、備えましょうね!

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弱った植物には、ブースター液類。観葉植物には、とくに葉面散布が効果的です。

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このようなコロナ禍にあって「時間をやり過ごす」やり過ごさざるを得ないような気分もあるかもしれませんが

日々の楽しみは必ず、身近な自然界にあり!

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この写真は数年前のものですが、毎年、9月になると雑誌撮影は年末一色!です。

ところがここ数年、アシスタント難民のヨシヤは、部屋の掃除たとえば、窓拭きも全部ひとりでやって

こうしたクラフトも当然ひとりで作るので、早朝から12時すぎまで全部一人でやります。

しかも、自宅での撮影は、とにかく!自宅掃除に尽きます!大変なのです。でも、これがあるから

自宅掃除のモチベーションがマックスになります。

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先週、ルドベキア"ヘンリーアイラーズ"が美しく満開だった中之条ガーデンズ

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先週の中之条ガーデンズでの作業中に撮った、インスタ には、載せていますが、秋の様子。

アムソニア"フブリヒティ"は花の開花どきよりも、この、秋のフォリッジが良いんです。

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この感じが好き。むしろ、満開どきよりも。むしろ、花が満開だと疲れちゃう。次にどんな作業が必要かを

考えてしまうせいもあるけれども。ただし、たとえば、このエキナセア 、シードヘッドが見たくて

そのままにしておきますが、まめに切り戻ししておけば、花はまだまだ開花します。

そこが悩みどころ。

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自然と関わるという生きるテーマは、どんな人類にとっても、普遍性の高いテーマだと思うのですが、

それは、仕事でも、遊びでも。

今、コロナの状況がまだまだ厳しいままで、油断も予断の楽観も許されないように思いますが、

一貫して、庭や植物と関わっている限り、どんな状況での、このテーマに沿っていると

地に足がつく思い......というか。年末には、一生懸命作った年末むけの提案を一挙放出しますので

(今はまだ秘密であります '汗)さて!明日から、北海道銀河庭園です。ダリア満開!これはこれで

素晴らしいので、どうか、写真をお楽しみに!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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