お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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中之条ガーデンズ、今日はスパイラル・ガーデンの捕植栽3月分。という中で、まあ!暖かい!今年はいつもの年よりもやはり10日以上は早く桃や桜が咲いてしまいそうです。ヘッドガーデナーの森山さんたちのセンスと手間で、この場所でもっとも自然に増えるスティパ・エンジェル・ヘアーの刻んだマルチングが、とてもきれいに、乾燥の関係で荒れて見えがちな地面を隠しています。この眺めの喜ばしさ、光が当たるとゴールドに見えることもあってすごく良いのです。

球根たちはほぼ、お目覚め。どこに埋まっているのかわからないと増し植えができないので、お芽目をだしてくれないと...

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掘り穴を開ける時、最初は、手で(手袋)ちょいちょいと探り探り、球根の芽がないことを確認。もちろん植栽デザイン上の必要のある場所を選ぶのでそれはあまり簡単ではなく、よく根の張った場所も避ける。選びながらもある程度根を傷つける可能性もあるので、そんな時、このPKS銅製スコップが非常に安心。根の痛みが少ないように感じます。

それと、このハサミ。すっごく便利です。先の細い場所も少し太めの枝も切れる。こちらはプレゼントでいただいたものですが、助かっています。

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まだ植えたばかりのアネモネを除いて咲いている花はありません。1週間後、2週間後はまた、ガラリと変わるでしょう。

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花が咲いていないと見学の方々も退屈そうに見えるのですが、庭の眺めを楽しむようなガーデン見学がもっと広がって欲しいけれども、実は、庭を見るためではなく、花を見るのが目的の見学が多いので、近視眼的な視点ばかりで遠視的な楽しみ方ってどうなのでしょうね。

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景色、ランドスケープを作ることは、実はとても難しいのですが、なかなか、その辺りの苦労が....難しいです。この景色の地面の調整には(もともとはデコボコの歪な地形だったので)なにかしら、それがうまく生かせるような状況に持っていきたいと。

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麦サークル。これから大きく育っていきます。

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フロックス・シアウッド・パープル。理想的なグラウンドカバーになるので今回。また増やしました。

寒い中之条ガーデンズでも、こうして地面を覆ってくれるから。いかにベアグラウンド。裸地を覆うか。生きた植物で作る景色。いろいろ工夫しています。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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