お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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イギリスやヨーロッパのホテルやショップ、美術館や博物館、公共のガーデンが 続々Re-Opening!

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まだ、現地に行くことは不可能ですが、調べてみると様々な配信サービスやウェブ上の講座あり。

いわゆる、ウェビナー(ウェブとセミナーをかけ合わせた造語)が、盛んです。

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私も何度かzoom 講座を開催させて頂きましたが、まだ発展途上な感じもありつつ。

何しろ、家にいながら、自分の選びたい情報が手に入るのですから、価値があり。

zoomの使い方がまだわかりにくいと思っていらっしゃる方もあるでしょうけれども

なんでも、慣れです。

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上記の写真、先日の zoom 講座開始の数分前、そろそろ参加してくださる方々のお顔が映り出す。

私もこうしたコロナ禍にあって、今は週のうち3〜4zoom meeting が増えてきて、浜松に行かなくても現地の状況を

聴きながらの植栽デザインや、次なるプロジェクトの会議もzoomが増えました。zoom の前には外出着に着替え

顔を簡単に整えて、ライティング必要に応じて。共有画面のためのKEYNOTE やPOWER POIT を準備します。

自分の顔がうつりたくなければ、非表示にできるし名前の表示をニックネームにするか実名にするか、音声を消す(ミュート)にするかしないか。

すべてコントロールはできるのですが、最初は、主催者も参加者もその方法があまりわかっていなくて、多くの方々がミュートになっておらず

「あら、これ繋がっているのかしら?」とか、コーヒーカップとソーサーの当たるガチャガチャ音が繰り返し。

結構な大きい音で講座で説明に入り込んでくるので、思わず、「〇〇さぁん!ミュートにして!」と

叫んでいた吉谷でした。でも、「え?ミュートってなんの事?」ってな反応でしたから(苦笑)次へと。

美しい庭へ。実際に行ける日を楽しみはにしたいところですが、下地の勉強ができていたらまた大きな違い。

海外渡航ができない間は、考え方や受け止め方も洗練させて一歩前進をしておきましょうと思う次第。

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写真は、去年の6月8日から、6月20日までの間に催行できた

恒例のイングリッシュ・ガーデン・ツアーのいろいろと

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その終了後に訪ねた、デイルズフォード・コテージの私が借りた家の前に広がっていた景色です。

イギリスの叙情的な景色を見ると思わず

「コンスタブルの絵みたい〜」と思ってしまいますが、それよりも、もっと美しい。

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しかし、ツアーの最中は雨が多く、ものすごく寒かったのでした。思わずマークス&スペンサーで

羽毛ジャケットを買ってしまったほど。

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写真は Sarah Ravens Garden 花弁が薄くて萎れやすいサルピグロッシス。

花が黒っぽいのでそのフォルムが際立つ。私は、もちろん、きれいに咲いている時も好きですが、このように少し萎れかかった花の姿にも、興味がある(ピートさんが映画の中で語っておられたように)

それは、現代美術と似ていて、評価は分かれる。しかし、ここにメッセージがある。

表面だけでない、奥のほうにしまってあった言葉が浮かんでくる。

イマジネーションを刺激されるのはそんな瞬間です。

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講座の中で話題によく上がるのが、その庭の土壌の元々の悪さとどう向き合ってきたか。

去年のツアーでハウザー&リースを訪ねたときには、ヘッドガーデナーのマークさんに

土壌改良の実態と植え替えの話を聞いていましたが、こういう事、聞かないで庭を見るのと

見ないでは全然違います。

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要するに粘土質の土壌に、それを固めるかのように、ブルドーザーが地面を走りまわっていた。

中之条ガーデンズでも、同じことがおきてた。

それでは宿根草が生き延びられない。秋には大雨が繰り返しやってきていたサマセット。

去年訪ねた時も、また(まだ)、植え直しされたばかりの場所や、ヘッドガーデナーの

マークさんが手にしていたのは、土壌改良材。前にも書いたけれど、...

私「ピートさんは、植栽前に土壌改良について何か指示はなかったの?」

マーク「彼は僕たちをトラストしているから、それは任されているんだ」

「ふーん、そうなんだ」私なら一番最初にウルサクいいたいところだけれども。

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私はそれを聞いて、その時は意外に思ったものでしたが、再度映画を見るとやはり、土壌が

最悪だと話していますね。少しましになったけれども。と、いうことも。

ああした映画、いいですねえ。現地に行ったような気になれる。

何度見てもいい。また配信してくれないかな。

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とはいえ、全体的にはやはり大変美しい Butomus umbellatus 日本では見たことがありません。

全体的に美しいということは、それだけで偉大なこと。どこの庭にも、所々で問題が

起きるのは当然と考えて、逆にどんな植物がどこでうまくいくのか、じっくりと観察して

それを、大いに学びのチャンスに変えたら良いのですよね。

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イギリスのガーデンツアー。もっちろん、草花の庭を見学するのが目的ですが、それだけでなく

そのテイスト、雰囲気を味わうことが、醍醐味だと思います。さりげないディスプレイとか。

でも、何をどのように切り取って「アングル」とするか。そのアングルへの視点が定まらないと

物事の鑑賞の視点もブレてしまいがちというか。

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ナチュラリスティックのトレンド、こうした寄せ植えにも現れてきています。花がない。と批判的な

眼差しもあるかもしれない。好きとか嫌いとかも含めてですが。

その機能性メカニズムも含めての植栽なので、このまま理解を深めていくほかありませんね。

先日は、イギリス在住の白井法子さんに誘われて、世界的にも人気が高くてすぐにフルブッキングに

なってしまうhttps://www.gardenmasterclass.org/online

Garden Master Class の Naturalistic Planting Design Online Course

Event details

Event name: Piet Oudolf - how does he do it?
Event date: Thu 24 September 2020 2:00 pm - 4:30 pm BST
Platform: Zoom

さっそく申し込みましたが、£ 35 日本円で5000円ほど、こんなにお高いのに、人気は高く、すぐにいっぱいに

なってしまいます。人数制限があるのは、課題などもでるそうで。ちょっとワクワクドキドキです。

今度の日曜の朝に開催されるイコロの森さんの講座は、もっと親しみやすい。いろんな人を誘いました!

みんなで参加して画面上でも共有できたら楽しいですよね。

https://ikorhouse.shopselect.net/items/31662535


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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