お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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2年前の8月。オランダツアーで見かけて、一目惚れした ルドベキア 'ヘンリーアイラーズ'。

私には「ルドベキアは丈夫」という思い込みがあったので、帰国してすぐ、

日本で売っているのを見つけたときは飛びつきました。

グラス植物との相性が良さそうだし。この写真と同じような組み合わせ。ヘンリーの背後に見える 

バーベナハスタータ'ブルースパイヤー'とのコンビネーションならすぐにできそうでしょう?

案外そのバーベナハスタータはすぐに手に入らなかったんですが、

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秋に植えて翌年の7月には元気に咲きました。こちらは、はままつフラワーパーク。

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こちらは自宅。実は、2階ベランダのコンテナで。常緑のフェンネルと寄せ植え。

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この写真は去年ですが、7月ころはよかったのです。

しかし、その後、問題は、秋。宿根草の庭は、秋の風情がもっとも楽しみなのですが。

台風が来て、長雨も影響。庭中に発生したカイガラムシにも襲われ。

カイガラムシは削り落とすか、茎ごと切り落とすか。削って落とすには枝が細かいので

晩秋には地際まで切り戻し、初冬には枯れ姿に。ガッカリしながら、もうだめかも。

思っていました。

そうしたら、今。自宅で、肥料分のなくなっていたコンテナでコンパクトに花をつけはじめました。

そんな寄せ植え。写真のヘンリーは、8月になってようやく開花。今年、7月は

気温が低かったので動きがなかったというわけですね。(逆に涼しかったので今秋の花が)

ルドベキア。やはり暑さに強い。2年目になって環境への馴化したように見える。

今後、様子を見ていきます。やっぱり丈夫な分種ではあります。

でも、秋が勝負!またご報告します。

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この写真は中之条ガーデンズ。そうなんです。植えられるところには植えてみました。

雨が多かったこともあり、伸びて伸びて倒れた。

オランダでは干ばつ気味の夏を越して美しいヘンリーでしたが。

高温多湿の環境で美しい生長をしなかった。行きてはいる。しかし、病気が出たり倒れるなら。

支柱が必要になるなら植えたくない。

結論:1年目は失敗でした。

失敗の要因:雨が多く、きっとルドベキア族にとっては肥料過多

(特に肥料は入れていなかったが、もともとかなり肥沃な土に植えた)

よって、大きく育って倒れがちだった。

おい!倒れるのかい?!と、私は思いましたが、上記の理由によって「雨➕肥沃」倒れたのです。

中之条ガーデンズでは庭の別の場所に植え替えたので、今週、金曜日。

行った時に見てみようと思います。

ということで、2年前に植えた ルドベキア 'ヘンリーアイラーズ'。

やはり丈夫なルドベキア。このまま様子をみながら仲間に入ってもらえるのかどうか。

こちらも、様子を見たいと思います。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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