お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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天候はコントロール出来ないし、ましてや自然界を思う通りに。なんて、ありえないですが。

時々、自分の目の前で、スペクタクルな景色の広がり。

それと自分が関係しているように思えてならない、感動的な眺めに出会います。

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スパイラルガーデンの眺め。写真は先日、もう、これで今日の仕事は終わり!と思決めて

この場所を離れようと思った途端に、突然、龍神が現れたようなエネルギーの溢れる天気雨。

それまでは比較的に晴れていて。5分ほどでしたが、降った雨の美しかったこと。

自分が濡れるのも忘れて、自然界の動きに同化したような気持ちでした。自然は

恐ろしくもありますが、とびきりに美しいこともあり、:turned to nature

自然と同調できるとき。

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ただ、よくわからないことも多いです。自然の仕業とはいえ、これはなぜだ!?

と思うこと、いっぱいあって。

水色っぽい葉群が美しい、これが、ソルガストラム・インディアンスチール だったか、バーゲタム?

Panicum virgatum 'Northwind' だったか、今、葉っぱだけだと見分けがつかないね。

と、そこにさらに、なぜか、真っ赤なエキナセアのそばに植わるこの株だけ。葉っぱが赤みを帯びて。

時々、植物にもカメレオン現象ってあるんじゃないかと。思ったりして。不思議なことあり。

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このスパイラルガーデンは、浅間岩石を積んで、少し高くなったレイズドベッドには、

湿気が苦手な植物でも元気に育っています。今はコボレダネのみで賄うスティパ・テヌイシマ。

コボレダネの子は、雨が続いても真っ黒にはならず、どうにか美しさを保つ。

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今年植えたばかりだったらこうは行かない景色だ!と、うれしくなる吉谷。

「君たち、頑張ってくれてありがとう!」と声をかけるのでありました。

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梅雨が終わればさらに元気よく「生命」の力をリリースする宿根草の庭。北海道と違って

本州はホントに梅雨が宿根草のサバイバルがあまり簡単ではないので。

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しかし、逆に、乾燥も厳しいのでそれでも生き延びる植物たちは偉い!

クロコスミア・ルシファー。スタジオジブリのハウルの動く城にも登場したルシファー。

明けの明星、光を齎らすものとも、悪魔堕天使の名から。

そう思うと、神秘的でパワフルに感じる丈夫なクロコスミア。

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昨日は、長野県安曇野市からゴーラウンドガーデンを去年から引き続きボランティアで繋げてくださっている

みなさまがいらっしゃってくださいました。

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4時間もかかってしまったとか。遠いところ、ありがとうございました。

(お顔だしOKか伺いそびれたのでごめんなさい)で、一通りデザインの意図も含めてお話ししながら、レイアーの話や組み合わせの話など。

そこで、ご参加の加部さんからも写真をお送りいただいて。その写真を拝見するとその方の庭の

眼差しがわかります。アングル=イコール、見方、眼差し。以下、お送りいただいた写真すてきー

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手前にエキナセア・プルプレア、アキレア とスティパの質感とフォルムのコンビネーションを

見てくれたんだな。と、嬉しくなる。

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かたや、花の終わったエキナセア'フラダンサー'のシードヘッドのダンスも躍動感も本来のこの植物の

魅力もいっぱい。アートフォームのある表情の捉え方。

「アートフォームとしての植栽デザインの設計=自然に合わせる」基本の考え方ですが

先日の講座でも、記述しました。

「植栽は、芸術作品のように人々の心を動かし、

楽しませなければならないことを

忘れないでください:ナイジェル・ダネット氏の言葉は深く心に刻んでいます。

とここから私の写真に戻り。

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植物の育ちがよくない場所あり、変だから掘ってみて。

と!掘って見てもらったら、びっくり。平たい地盤ごと。というか、硬く固まった地面の表面を這うように根鉢が薄っぺらく掘れてしまった。

その姿が美しかったので、断りなく写真の変換ソフトでミレーの絵みたいにさせていただきましたが。

色々なことが起きています。直ちに植え替えました。

適切な時期ではないけれども。このまま湿地みたいなところに入れても置けない。

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レイアーで庭を眺めるのは楽しいですよ。タリクトルムの紫の花の隙間から他の花と色の

混ざったところを眺めるのとか。

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ルドベキア'ロリポップ'とパニカム'ヘビィメタル'のセット。背景にオミナエシ。

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アンミとフラダンス。などなど。

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さて、次回の中之条ガーデンズは8月上旬になりそうですが、ますますの盛夏。天候はどうなることか。

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すっかり刈り取られた麦サークル。ミステリーサークルではなく、トラクタ刈りサークル。

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ライン通りに刈り取られて。これまで雨が続いていたので思うように行きませんでしたが。

これもまた良しと思うことに。秋にはまた麦を同じように蒔いていただく。この写真は同じ日の午前中。

この景色はまた来年、見に来てください。

それまで、これからは紫のアゲラタムが大きくなります。We will meet again....

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さて本日はこのへんで。と、これからの連休はSTAYHOMEですが。楽しみなことがあります。

オンライン英語イコカル(日本語ベース)私は今までこの講座、北海道にいないと参加できないと思っていてとても残念でした。
それをこんどの日曜日、26日に、配信で開催
ライブでご参加いただけない方のためには、後日録画をお送りするシステムですって。
内容は初心に戻ってということで、Gardens Illustratedの記事を2本ご紹介とのこと。
Great Dixterのメドウ、そしてBeth Chatto Symposiumでも登壇されていたジャルダンセクのOlivier Filippi氏の紹介とのこと。
イコロの田辺さんのおっしゃる通り、熱帯気候になりつつある日本ではおんなじ植物の参考には
なりにくい面もありますが、本日の私のブログで述べたような庭の技術とデザイン面ではたくさんヒントがある内容かと思います。
なんといってもネイティブ英語スピーカーの田辺さんの日本語解説付きは頼もしい!
詳細内容:https://bit.ly/30cY2kV

あ!それと先日、近日中に、私の青山通りのオンラインに来ていたご質問もお答えしたいと思います!
7月だというのに、まだ忙殺中でなかなか。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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