2020.4.11 / ガーデニング(GARDENING)
2月の中旬から、東京都心で開催の花の展示会や美術館等に行くこと、ずっと断念しておりました。
今、あれから丸2ヶ月ですが、4月には収束するような漠然とした気持ちがありましたが、先がみえません。外出自粛、とても、長いです。見ることができなかったさまざまな展示。
実際はどんな花が展示されていたのか、気になります。写真だけでも、見られたらなあ。
どこでどんな花がどんな風に咲いているのか。いつも、気になります。知りたい。
昨日は、はままつフラワーパークのAさんが送ってくれたスマイルガーデンのチューリップと桜の景色。
凄い!きれいだ!ですが、無人です。この景色は一応計画した通りの見え方です(そうでも
ない箇所が、思った色ではないチューリップが咲いたりもあり)
去年の秋に一緒に配置&植え付けをした景色。フリチラリアは少し希少で高額な球根なので、
ちゃんと咲いてくれるか祈るような気持ちもあった。でもあの時は、今みたいな状況が現実に起こるなど。
まったく想像をしていませんでした。このフリチラリアの写真もアチコさんから。
とにかく、担当してくれているガーデナーさんたちに、写真を撮って!撮って!と頼んでいます。
こんなにきれいに咲いてるよ!と少しでも多くに方々に見て欲しいから。
パラソル仕立ての白フジを中心としたホワイトガーデンにもたくさんの花が上がってきました。
こちらの写真は徳増さんから。
草花でランドスケープを作るということは、思った通りに咲かないこともあって、なかなか
難しいのですが、とにかくフジが咲いた時の競演は素晴らしいはずなのです。今年がだめでも、
ぜひ来年。夕刻のライトアップ、特に日が沈む前のトワイライト、白フジが特に素晴らしいので
見ていただきたいです。
今週から5月6日まで、営業自粛で休園をしている星の王子さまミュージアムから送られてきた写真です。
この時期もっとも新緑の美しい箱根の景色が閉じたことは本当に辛かったです。
フジザクラが満開です。近くで見ると、タッセルみたいにぶら下がって咲く花がとてもかわいい。
私は色あせた感じの白っぽいピンクのソメイヨシノより、このような色調の個性のあるサクラが好きです。
さて!最後の写真は、中之条ガーデンズの森山さんから、昨日の写真!桃源郷の景色です。
見事!このエリアは、私が担当する箇所ではありませんが、スパイラルもパレットも実際の見頃は
初夏です。7月か8月。そのころには、と、少しの希望がありますが、覚悟もあります。
緊急非常事態宣言の出る前日、今週の始め。これでもう、都心に出ることが難しくなると思い、車に水を乗せられるだけ乗せて
高校時代の親友、Oちゃん(表参道に住むSALF 植栽ボランティアチームのひとり)を誘い
social distancing 心がけつつ、雑草取りと水やりに。このところ乾燥が続いて、植えたばかりの苗が心配で。
水やりは自分の車に積んだ15リットル程度で危ない苗だけのポイントしかできなかったのですが
植栽から一ヶ月。95%はうまく育っていると思います。
たまたまここを通過したタクシーの運転手さんが、今はこのボランティアに参加してくれて
時々報告が入るのも嬉しいです。
そのNHK趣味の園芸、まちニワ プロジェクトの放送は6月下旬です。
事態がいち早く収束することを願って、自主的な外出自粛と、車に乗って仕事に
行くとしても、social distancing 、心がけつつ、今年のような自体の起こった意味をずっと考え続けています。
本当は昨日は静岡県立美術館に行くつもりでした。この展覧会のオープニングレセプションのために。
だって、ドレスコード、金属!もうこれ以上にぴったりな服はないと今まで着る機会のなかった
ドリスバンノッテンを着て行くんだ!と決めていたのに。ものすごく残念です。この展覧会には
父の恩師であるバウハウス卒業生の山脇巖先生の展示もあると聞いていたので、すごく楽しみだった。
また、本来は来週13日が開催予定だった私たちの講演イベント。Piet Oudolf さんのFIVE SEASONS
上映も、また、この展覧会そのものも、会場の設営の完成した3月9日からも、いままだ、開館できぬまま
先の見えない状態を過ごしています。もちろんほかのイベントも全て中止か延期になっていますが
心の拠りどころは....。
やはり、大地に咲く植物との接点に、Calm my mind レタスやハツカダイコンのタネを巻くのでもいい。
いまは、自然界の静かな気配に耳を澄まして過ごすこと。
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