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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

花の世界がこれから始まる@星の王子さまミュージアム

吉谷桂子

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ジギタリス・モンストローザ、シラン、ベロニカストラム・シビリカム etc

今回、星の王子さまミュージアムのローズガーデンに、今まではバラだけでしたが、

今回、私がこちらの庭に関わるようになって10年目の宿根草をメインとした花壇へのシフトチェンジ。

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マッスプランティングにドリフトを加えて、この初夏にはある程度の経過がはっきり見えるようにと。

株間、例によって狭めですが、同種族同士で一群になるように。

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例えば、このヒューケレラは一株に見えますが、3株で一株に見えるように寄せ植えして1年が経つ。

ヒューケラ類は長生きではないので3年に一回程度、株を更新しつつ、

毎日のように見学者のある観光庭園では、更新しながらも密度の高い見栄えを考えます。

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来週が見頃のピークを迎えそうな寄せ植えのチューリップたちもGW明けには夏の寄せ植えに

変更しますが、この中で、ユーフォルビアだけは、この後も夏の寄せ植えに再利用の予定です。

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宿根草の配置が終わると、寄せ植えの修正。

そして、これまで冬仕様だった花屋さんのディスプレイを初夏バージョンに。

テーマカラーは可愛さと大人っぽさの混ざるピンク。...と

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ワイルドさと鎮静効果のあるラベンダーカラーをテーマとしたディスプレイ。

こちらも一日がかりの作業にて、あら!写真にするとまだまだ直したいところが満載!?

年に2回。こちらのディスプレイを変えていますが、この日は開けてある扉で

たくさんの皆様に、ガラスの扉なしで、写真を撮っていただきました。

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スイセンとチューリップが同時に咲く寒冷地の春。陽光とはこのこと。春の光って、

やはり柔らかくていいですね。

いよいよ美しい新緑と同時に花の季節本番です!

次回、公開ガーデンワークは5月28日(天候により29日)あたりを予定しています。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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