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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

開花!開花!花殻摘み!&だいすきリュウキンカ

吉谷桂子

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一挙に春ですね!個人的に好きで育てている草花と、仕事でずっと育ててきたものが、今、一気に開花し始めています。なにもそんなに一度に咲かなくても。と慌てるのは、追いつかなくなる

花殻摘みです。

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ついこの間ご紹介したネメシア、剪定しておいたものが今どっと開花。うわっと思うのと同時にこのびっしりと咲いているのが苦手でもあります。

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その点、こちらは、自然で良いではありませんか?半日陰の庭のリュウキンカ。

毎年、毎年、お約束を守って咲くのが大好きです!Caltha palustris var. nipponica

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キンポウゲ科のこの子は日本原産。しかし、実はここに植えた覚えがなく、いつの間にか、何年か前から、自然に咲くようになり。どこから来たのか不明です。

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ちょうど脇に植わっている、斑入りツワブキとヘレボラスと見た目相性も環境相性も抜群なのでおすすめ。

また、写真で枝だけが見えているコバノズイナも、5月ごろにスパイクな花穂が美しい。

これは5~6年前の国際バラとガーデニングショウで使ったものをここに移植。

その時に混ざってきたのかもしれない。IMG_2018.jpg

朝夕の光の当たり方に感動します。

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それでこの早春に園芸店で見つけたこの品種の仲間を増し植えしました。夏は完全に日陰になる場所。うまく育つものを選んで植えるのが楽しいですね。

銅葉リュウキンカとヒメリュウキンカ。

グリーンギャラリーさんで見つけました。キンポウゲ科。ラナンキュラス ラックスとやはり似ていますね。

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まあ、それにしてもじゃんじゃん咲いてきます。

花殻摘みも忙しい。仕事も忙しい。出張の連続なので、早朝に起きて、出発前の時間に

水やりと花殻摘み。

そして美しいときは写真も。庭に出るときは、ハサミ、カメラ、ゴミブクロ。

IMG_2087.jpgのサムネイル画像

腕に袋の持ち手を通しておいて、花殻とカットしながら袋に掘り込む。なんなら袋を下に構えておいてそこに花を落とす。これなら害虫を発見したときもぽとっとここに落として、後ですぐに持ち手を結き、蓋もできますから。便利な袋。

しかし、今後からコンビニでもこういう袋が有料化になるそうですね。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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