お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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3ヶ月後に迫った、春の庭の準備で、1月の「中之条ガーデンズ」に来ています。

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先週、この冬の庭を見学に、東京からお越しくださった方がいらしたことを聞いて、

花が全く咲いていないので見るべきものがなかったのでは?と心配でしたが、

実は、それなりに冬の庭も楽しい。とは、私の勝手な想い?でしょうか。

なので、見学に来てくださり、嬉しいし、その見識に脱帽です。

構造の美も鑑賞のポイントだと思いますし、庭は、花だけじゃない。

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それはもう、7月と比べたら、色彩はないかもしれませんが。

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1月。ドライになってしまった花や枝の張り方。見ていて、やっぱり絵になるもの。

(私は絵になると感じる)

だからこうして写真を撮ってしまいますが.........これはこの良さ。

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誰にでもわかりやすく美しい初夏のバラ、それはもちろん!

でも「良いと思う事 . . . もの」は、広くワイドレンジに楽しめた方が、人生はお得だと思っています。

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枝も赤くなって、これも綺麗だな〜。

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複雑な色相..... 「茶色も庭の色」

これは、20年以上も前の「イングリッシュガーデンの四季」というNHK BS2 の番組の取材時に、秋冬の庭で、Hadspen Garden の Nori Pope さんが放った名言ですが、同じことを、 Piet Oudolf さんも、おっしゃっていますね。

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枯れた色の美しさ。本当にあると思います。

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静謐な世界。

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また、この景色にも、今年の初夏に出会えるでしょう。

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でも、今だって、実は、色彩豊かと言える。と、私は思います。(池は灰色に凍っていますが)

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写真は去年の初夏。今年の夏は、もっとつるバラが伸びるでしょうね。

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そのために、今。

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夏の JAPANESE ROSE GARDEN 吉谷博光デザインの、モダンガーデンです。

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今日は、それに合わせて、コムデギャルソン noir のコートを着て来ました。

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去年の秋に、チューリップをいっぱい植えました。

今後は、もっと植えっぱなし小球根を植えたいのですが。

寒い中、球根や宿根草が頑張って生き延びています。

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それともう一箇所!この春、第3期計画の庭が進行中です。

この場所こそ、日本オリジナルの新 宿根草主義の庭にして行きたいと考えています。

最初のお目見えは連休前か。

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まだざっくりとしたプランの最中ですが。

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そんな訳で、この春の New Garden Projects は、この中之条ガーデンズの新たなパレットガーデンと

安曇野市三郷公園のMerry go round garden 。

それと、まだ図面も手に入っていないのですが、静岡県内でかなり広い面積のリゾートホテルの庭。と、東京都青山辺りでもちょこっと。この新たな庭4箇所と、続投中の、銀河庭園、星の王子さまミュージアム、はままつフラワーパークだけでもう今年1年は満杯のスケジュールになりそうですが、夏がくる前の、穏やかな冬。いまが一番....穏やかでいい時かも。

若干ハラハラしていますが

以下は、今年も引き続き、私のスローガン。とんでもなく忙しくパニック中でも、紅茶でも飲んで、綺麗なものを観て、うっとりとする3分だけでも。....はキープしたいです。

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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