2018.10. 8 / ガーデニング(GARDENING)草花(FLOWER & PLANTS)
北海道の銀河庭園は、イギリス式の見事なビスタ(眺め)が自慢です。
手前の景色を見たあと、その向こうの景色を見て、また此方側を見るという、
ミクロ&マクロの物の見方をトレーニングするのにも最適。
変な話ですが、目の筋肉の運動になる。どれ位のスパンで、視野で、物事を捉えるか。
さらには空の景色も加わると、まさにここには、何十回来ても感動します。
サルビア'ブルースパイヤー'に対して黄色いダリアと黄色い葉群の向こうに紅葉したニシキギ。
理想的な高さに花の咲くガウラの背景(スクリーンプランツ)で活躍するのは
カラマグロスティス'カールフォスター'
オランダでも、あちらこちらで出会った代表的な品種です。またその向こうに透けて見えるのは
庭園の彫刻。ここでは流木(ドリフトウッド)のクマの像。
デュエットという名のダリアは一株から紅白で花色がでるユニークな品種ですが、
こちらも、手前と後ろのバランスの妙味がある。
手前と奥、さらに、地面と空。それぞれの繋がりを眺める楽しみ。
いよいよ今月でクローズなので、ちょっとセンチメンメンタルな気持ちに包まれました。
秋の光は、戻ってこない時間を振り返るには、うってつけの雰囲気をかもしますが。
過去ばかり見ないで、未来への展望も見つめていきたいものですね。
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