2018.9.11
日本とオランダでは環境が違いますが、環境に対して順応性の高い植物は存在します。
なので、そうしたことも含めての質問を。
「あと、これもおすすめ。いいでしょう?」と、ゲリットさんからポイントアウトされたのが
サルビア プラテンシス Salvia pratensis .......でも、この個体名は不明で、
世にでるのはまだ、これからだと言ってた覚えがある。
(そういうのが多かったので、段々記憶が怪しくなってきたゾ)
あまり、大きく高くなりすぎないほうが、倒れたりしないで、収まりがいいからですね。
*植えたはいいが、初夏のうちは美しく咲くが、日本では梅雨を過ぎたあたりで
「美しくなくなる」宿根草なら、植えたくない。というのが私の本音ですので。
最初の創設者のひとり、アード・ギーリングスの奥様エリー・ギーリングさん。
エリーさんも、ゲリットさんたちと一緒に庭を案内してくださった。
今はご主人の亡き後、フューチャープランツを支える一人とのこと。
これがおすすめと、ご紹介くださったのが、日本ではアメリカフヨウと呼ぶ
Hibiscus moscheutos Carousel . . . . . 。これは、フューチャープランツのオリジナル品種、'Fantasia'か。
夏の庭に美しいですね。
日本でも、7月から9月に開花。驚くことに耐寒性もある。
杉並区の親戚の庭でも、先日、美しく咲いていました。
今回惚れ込んだ、サクシセラ。でも雨が多いとうまく育つかなぁと、懐疑的ではあります。
ふと、思っていることですが、そもそも、21世紀の新たな庭へのムーブメント
新・宿根草主義とか、ナチュラリスティックガーデンとか、そうした考え方に対し
まったく興味がなかったら、オランダのダッチムーブメントもあまり意味をなさないのかもしれませんが、
新・宿根草主義=トレンディという捉え方もありますが、実質的に、化学薬品はなるべく使わず、手間もなるべく少なめに、雨だ嵐だ干ばつだと日々の天候にあまり振り回されず過ごせて、ナチュラルな庭の眺めを楽しむライフスタイル。
ということの重要性を、言い換えたら、便利さ。もっと広めたいと思う次第です。
このアジサイのブルー。素敵でしょう?好きなの。思わず、セーターと同じ色で本当に素敵で感嘆。
オランダのあちらこちらで見かけた、実にさまざまな品種の、Hydrangea の仲間たち。
雨がたくさん降っても心配ないので、日本の夏の庭にはやはり、安心な潅木ですね。
個人的には、Hydrangea paniculata grandiflora ちょっと違うけれど。ノリウツギのグループが私のなかの「ロウメンテだけど、魅力的な庭の植物」のトップクラスに入ります。
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