私が植栽デザインをさせていただいている、浜松市のはままつフラワーパークには、
3月下旬から6月上旬まで、何回かの花の見頃のピークがあります。
4月上旬を中心に桜とチューリップ。4月下旬になると
フジを中心に春の晩春の花。
特に、フジに合わせて、ラナンキュラス ラックスを毎年増やしています。
フジの栽培では世界一の、塚本こなみさんのナガフジや盆栽仕立ては圧巻!
150mの大ロングボーダーには色別のエリアがあり、ボーダーのスタート地点から
グラデーションで、花色が変わるように設計しています。
この写真はピンク系パステルのゾーン。
初冬の花に色のない時に設計配置をするので、名札が間違ってたりすると、
「ありゃ〜〜〜!」たまにあります。
まめに写真を撮ってカラーチェック。また初冬になると、忘れてしまうので。
今は、フジが終わって、初夏の宿根草、一年草、球根類が見頃を迎えています。
さて、最高の時間を待っていました。17:30です。このエリアの責任管理をしてくれている
森田さんの 17:30ですっ!!に期待して待ちました。だいたい、午後15:00を過ぎると
場所によって、光のファンファーレが始まります。
このホワイトガーデンにファンファーレが始まるのが、17:00過ぎから。
時計を見ながら、どこが最高か、探しました。
あああっ!すごい! 斜光が花をもっとも美しく見せる時間。
こんな場所で、シャンパンパーティができたらなぁ。
モエシャドンとか、ペリエジュエ、シャンパンの香りと、花の香りで
どれほど、気持ち良く酔うでしょうか。
ホワイトゾーンの花たちの光の演出による表情は見れば見るほど。
飽きないし、吸い込まれる。
でも、ここにいたのはスタッフだけでした。あ〜もったいない。
誰も知らないからですよね。
閉園時間までは、だあれもいないのです。
最高の花の庭をみるなら、ぜひ「晴れた日の」夕方「17:30」を体験して....。
後日談、どうも先日、私の友人たち(東京から)が、
ワインを持ち込んでピクニックしてたらしい....。むむむ、私に無断で?
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