お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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反省のアウトフィット。19年前の2005年8月7日。そろそろデジタルカメラを使い始めていたので、

こんな写真がでてきまして。しかし、真夏のナポリで黒!?当時は、あまり考えてなかったですね。

季節や場所のドレスカラーコードなんて。ちなみにトップスは、ヴィヴィアン・ウエストウッドの

プリント柄に海獣や花が描かれたローマ風の柄。

これからギリシャ・エーゲ海へ、雑誌のロケ取材。というわけで。自分が雑誌に載るわけなので、

スタイリングも自分で。自前で。というパターンなので、頑張ったつもりでしたが

とにかく、この数日は暑すぎて、全く洋服のことも考えつかないというか、朝の白シャツとそんなのばっかり

私は今のところこの夏はどこかに旅行すると言う予定は全くないのですが。

どこもオーバーツーリズムだと思うと、日本国内は、難しい気がして。海外は円安が辛いし。

でも、しばし、夢見てみました。行きたいところ。

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アマルフィ。とっても素敵でした。また行きたいと、ずっと思っていましたが、あれから19年。

いまに至るまで、夏の南イタリアは訪問できていません。冬のイタリアは、行けたけれども、

今のイタリアの8月など、暑すぎて。とても体力がもたないでしょう。家族も暑さを嫌って、行きたがらない。

でも、まだ、いつか必ず、と、思う夢の、憧れの場所が、夏の南イタリア。

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この時は、クルーズ船の旅のファッションも取材の対象だったので、船内でどのようなスタイルで。

というような記事を、私が書いていたのも、今思うと、雑誌社の方の人選の...太っ腹というか。

なぜ私だったのか、いまだによくわからないのですが。ガーデンの取材では何度かイギリスや

オランダ、オーストラリア・ロケ、アートでは、ベルギー等、この時代は、わりと、頻繁に女性誌の

取材で海外ロケがありましたが、今はもちろん、パッタリ!ですが、それは、当然ですが

他の雑誌でも、海外取材はあまり見かけず、現地のリポーター取材が多くなったよう。

これもコロナ禍の影響でしょうか。良い時代に生きてこられた事に感謝です。

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エーゲ海クルーズ。夢の世界。コロナ・パンデミック以来、さらに遠いところに行ってしまいました。

でも、いつかは、また、それこそ、高齢者になれば、動くホテルの旅は、まさしくピッタリ。

でも、私の叔母(当時80代)は、あのドレスコードがどうとかが面倒でいやだと。たしかに、日によって、

クルーズ船のディナーはドレスコードがありました。ドレッシィな日とか。

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そして、昼は、カジュアルな探検の日。なども、あって。毎夕方、船内新聞が配られてドレスコードや

エクスカーション、イベント情報。この時は、アメリカ船籍で、お客さんもほぼアメリカの方々。

どこかの島に到着すると、地元のレストランでは、炭火焼きのタコに地元でわんさか採れるトマトとリモーネとハーブにオリーブオイルをたっぷりかけて。

昼夜それぞれののドレスコードを楽しむ、その変化が本当に、楽しかった。旅の仲間も素晴らしくて。

その時のお仲間は、男性皆さまファッション関係者の方で当然、タキシード、

女性は全員イブニングドレス(その時、一番気合いの入ったフル装備の私は.......

今では、お恥ずかしくて出せません。肌の露出度が恐ろしい ..汗)

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さて。この時からです。ワントーン・コーデが良い!という結論と、日差しの強い場所、

色彩の華やかなロケーションでは、明るい色彩を!と、結論がでたのは。

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それはそうです。このような景色には、まちがいなくホワイトかブライトカラーのワントーンが良いはず。

それで、サントリーニ島の洋服屋さんで ↑カフタン風のチュニックを買ってみました。

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着回しが効くという点で、白パンツ、白シャツ。これで、昼は何度でも(洗濯は船内で)

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1週間のクルーズで、エーゲ海の島々をめぐり、最後のほうは、日焼けして真っ黒に。夜は、黒もよかったですが。

スパンコールキラキラのイブニングドレスは、この時一晩着ただけで、2度を着るチャンスはありませんでした。

貸し衣装屋さんがあれば良いのに。と思いましたが、日本では、私に夏の夜の海辺のパーティのチャンスなど

なかったし。嗚呼。ヨーロッパの海辺では、というか、ロンドンでも、夏の週末の夕刻は

イブニングドレス姿のお出かけは、よく見かけました。そうだ、来月、友人主催のパーティが美術館のレストランで

(日本にもそんな場所ができて、嬉しいですが)多分、みなさま、さぞかし、平服でおいでになるのだろうなと。

暑いなりに、おもしろいリゾート・ファッションでも良いように思うのですが。ひとりで頑張ってもなあ。

夏のバカンスの、これはあくまでもイメージではありますが、やはり、リゾートファッション

が良いのですよね。これが楽しい。南の島などにいけば、それもありでしょうか?

ハワイなどでも?あ、美術館は...でも、ありかも。

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美術館といえば、美術館も、そのときのテーマに合わせて、ドレスコードを考えると楽しいと思います。

この写真は、気に入っているので、数回登場したヴェネチアのペギー・グッゲンハイム美術館にて。

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この写真は、今年6月のサーペンタイン・ギャラリーで、イニカ・ショニバレの作品みたいな

プリント柄を好むマダム達。左はマリメッコですが、景色として、 私は嬉しいような気持ちになりました。

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最後の一枚は、ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーにて、

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衣服の歴史から見ても、何を着るか。どのように着るか。そのために効果的な襟や袖のデザインってあると思うし

それについて考え出すとやはり面白いですね。


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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