2021.2.15 / ガーデニング術
我が家のガーデンの三大冬作業は、つるバラの誘引、地植えのバラへの寒肥やり、
鉢植えのバラの植え替えですが、昨年末から週末に少しづつ作業を積み重ねて来て、
今年は1月上旬にはほぼ作業を終えたので、今はゆっくりと過ごすことができます。
とはいえ、週末は庭に出ていないと何となく気が落ち着かないので、
大した用事もないのに庭を眺めて過ごすことが多いです。
そんな冬の淋しい庭に、来訪者を迎えるべく用意しているのが、バードフィーダー。
バードフィーダーとは、餌台のことで、冬、虫などの餌の少ない時期、
餌台(バードフィーダー)を設ければ、住宅地の庭にも可愛らしい野鳥を
迎えることができます。
バードフィーダーをDIYで手作りする方もおられますし、僕のような無精者なら、ネットで(画像)検索すれば、
いろいろなタイプ(デザイン)のものがたくさん見つかります。
どんな餌を置くかでバードフィーダーの形も変わりますが、僕はみかんやオレンジなど、
見た目にインパクトがある餌を置きたかったので、半分に割ったオレンジを刺せるタイプを選びました。
デザインもなるべくデコラ(装飾的)なものでない、シンプルなデザインのものということで、
こちらのバードフィーダー↑をネット通販で購入しました。
我が家の前庭用と中庭用に、同じものを2つ購入しました。
シンプルな家型で、オレンジを突き刺す部分がハート形に孔の空いた、遊び心があるデザインです。
餌として用意したのは、オレンジ。
ヒヨドリやツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ムクドリなどが好んで食べるそうです。
リンゴや柿も好物のようです。
フルーツの他に、落花生などのナッツ類を好む鳥もいるようで、その時は塩味の付いていないものが良いそうです。
オレンジは、食べやすいように2つに切って使います。
オレンジやみかんは断面が美しく、映えます。
これを、バードフィーダーの真ん中のハート形の孔にセットして、横から付属の串で串刺しにして固定します。
ちなみに、屋外で使用するので、木製のバードフィーダーには、コゲ茶色の防腐塗料を塗っています。
鮮やかなオレンジとのコントラストもついて、一層映えます。
こちらは、中庭のシラカシの枝にS字フックを使って引っ掛けたところ。
形がシンプルなので、庭の中でも目立ち過ぎることなく、さりげなくて
気に入っています。
アップで見るとこんな感じ。
瑞々しいオレンジ色が、冬の庭にひと際映えて、
鳥だけでなく、人もそそられます。
引きで見るとこんな感じ。
本当にさりげなく木に引っ掛けて、野鳥がやってくるのを待つだけです。
すると、あっという間に、モスグリーン色をしたメジロがやってきました。
メジロは甘いものが好物で、ミカンをはじめとした果実や、砂糖水を置いておく
だけでもやってくるようです。
警戒心が強いので、部屋の中からガラス越しに餌を突いている姿を撮影しました。
あっと言う間に、中庭と前庭の2つのオレンジを食べられました。
しかも、皮を残して実の部分だけ綺麗に平らげています。
こちらは、前庭のヤマモモの枝に吊るしたバードフィーダー。
太陽のようなオレンジの断面がとてもよく映えるデザインです。
鳥たちもすぐに見つけることができるようです。
あっと言う間に、こちらにもまたメジロがやってきました。
我が家では、メジロの他にもツグミやシジュウカラもやってきます。
野鳥に餌を与えるのは、野山にエサが少なくなる冬の間だけにするのが、
ガーデンバードウォッチングのルールなんだそうです。
自分で餌を取る野生の力が衰えるので、春が来て庭に昆虫などが増えてきたら
エサを置くのをやめます。
寒い今の季節がガーデンバードウォッチングのまさに適期なのです。
如何でしたでしょうか?
冬の淋しいガーデンにも、可愛い訪問者があると嬉しくなります。
是非、皆さんのガーデンでも試してみられては如何でしょうか?
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