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専門家「風景」をつくるガーデニング術

我が家のシンボルツリー、エゴノキの花と実

居場英則

今回は、我が家のシンボルツリーのエゴノキについて、少し紹介してみたいと思います。

我が家のガーデンは、「バラの庭」というイメージが強いと思いますが、実は、約10年ほど前に、

ガーデンリフォームを実施した際に、一番最初に着手したのが高木の植栽です。

ガーデンの骨格を構成する高木は、ガーデンにはなくてはならないものです。

その中でも、エゴノキは、我が家では、道路に面した「前庭」の一番道路側に近い場所に植えた、

最もシンボリックな高木です。

今回は、そのメインのシンボルツリーの「エゴノキ」のお話です。

今回も園芸Youtubeチャンネル「ショクナナ!」でも、エゴノキについて撮影していただきました。

動画と静止画(写真)の2本立てで、エゴノキの特徴をご紹介します。

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少し前の記事で、我が家の冬の樹木の選定について、記事を書いておりますが、

そこでも、この我が家のシンボルツリーのエゴノキの選定について紹介しています。

今回は、その冬剪定で、かなり剪定したはずのエゴノキが春にどのようになったのかを動画で紹介しています。

是非、そちらもご覧いただければと思います。


静止画では、そのエゴノキの花と実について、紹介してみます。

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エゴノキの花は、ちょうどバラの花が開花する時期とほぼ同時期に、白い花を咲かせます。

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エゴノキの花は、小さく、細い枝咲きにびっしりと張り付くように咲いてくれます。

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花をクローズアップすると、こんな感じです。

飾り気のない、楚々とした風情がとても気に入っています。

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エゴノキの花は、鉢の蜜源になっているのか、開花時期にはクマバチが、

しょっちゅうやってきます。

スズメバチではないので、人に危害を加えることはないのですが、

ブーンと羽音を立てて蜂が近寄ってくると、やはり驚いてしまいますが・・・。

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花が終わると、すぐに青緑色の実が膨らんできます。

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これが、花の数だけできるので、相当な数になります。

手の届く範囲を実を摘んでも、あっという間にこの量です。

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たくさんの実が採れるので、これが食べられる実だったらいうことないのですが、食べることはできず、

使い道がないので捨てるしかないのが残念です。

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実自体は、とても可愛らしくて良いのですが・・・。

とにかく量がすごいのです。

これを掘っておくと、どんどん爆弾のように落下して、そこかしこで芽を出してしまうのです。

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落ちずに木に残った実は、こんな感じに固い実が割れて、中の種が地面に落下していきます。

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落下した実のなれの果てです。

秋には、こんなのが庭のあちこちに散乱している状態です。

エゴノキは、樹形もきれいで、成長も遅いし、花もキレイなのですが、

この旺盛にできてしまう実と種が頭を悩ませるのが、唯一の難点です。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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