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専門家「風景」をつくるガーデニング術

我が家のパンジー・ビオラ

居場英則

花の少ないこの冬の時期、ガーデンの主役は何と言ってもパンジー・ビオラです。

一年草ですが、11月頃から場合によっては翌年の5月くらいまで、ずっと

花を咲かせるほどよく咲く優秀な植物です。

花色も様々あり、冬枯れのこのシーズンに、庭をパッと明るく染めてくれます。

我が家でも、毎年パンジー・ビオラは欠かさず育てています。

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こちらは、今年友人からプレゼントしていただいたブランドビオラで、

「シエルブリエ」という品種。

近年、品種改良されて、従来にない美しいビオラが数多く誕生していますが、

こちらは、その火付け役品種のひとつ。

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波打つフリル状の花弁が華やかで、花色も紫色のグラデーションがとても美しい品種です。

一株のお値段が通常のビオラの数倍はする高価な品種ですが、実際育ててみると、

その美しさに魅了されます。

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こちらは、我が家で愛用している信楽焼のテラコッタプランター。

3段のプランターで各層に6つの穴が開いていて、そこにパンジーやビオラを

植え付けています。

昨年は、パンジー・ビオラの他にワイルドストロベリーやヘデラ等も混ぜて

いましたが、今年は、パンジー・ビオラだけで構成してみました。

植え付けているのは、ブランド品ではなく、リーズなブルなラインナップです。

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昨年の秋にパンジー・ビオラを植え付けたので、だいぶこんもりと茂ってきました。

花柄をこまめに摘み取れば、次から次へと開花してくれます。

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最上段の平地には、今年はガーデンシクラメンを3株植えてみました。

昨年はルピナスを植えたのですが、花期がパンジー・ビオラと上手く合わなかったので、

今年は開花済のガーデンシクラメンに変えてみました。

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テラコッタプランターの側面の穴から飛び出すように咲いているビオラです。

純白と濃い青紫色のコントラストが美しい品種です。

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こちらは、濃い青紫に黒が混じる、シックなビオラ。

ブランドビオラでなくとも、リーズなブルなラインナップの中にも

美しい品種はたくさんあるので、そういった品種をうまく組み合わせるのが

楽しみです。


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居場英則

『進化する庭、変わる庭』がテーマ。本業は街づくりコンサルタント、一級建築士、一級造園施工管理技士、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。土面の殆どない庭で、現在約120種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、チューリップ、芍薬等を育成中。僕が自身の庭を創り変える過程で気づいたこと。それは、植物の持つデザイン性と無限の可能。そして、都市部の限定的な庭でも、立体的な空間使用、多彩な色遣い、四季の植栽の工夫で、『風景をデザインできる』ということ。個々の庭を変えることで、街の風景も変えられるはず…。『庭を変え、街の風景を変えること』が僕の人生の目標、ライフワーク。ーー庭を変えていくことで人生も変えていくchange my garden/change my lifeーー

個人ブログChange My Garden

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