明治32年創業 廣田硝子株式會社
大量生産に背を向け、懐かしさと新しさが同居した独自のラインアップを世に送りだすハンドメイドグラスのアールヌーヴォー。
今回のTOKYO+PLUSでは、伝統の技術とデザインを生かしながら新しい視点でプロダクトを発表している東京・錦糸町の「廣田硝子」をご紹介します。
廣田硝子4代目社長・廣田達郎さんから、1970年代東京生まれの姉妹・Y2へのリクエストは当初、「織田信長が金平糖を食べるときに使っていたような菓子入れ(ボンボニエール)」でしたが、そこからY2は、あまり使われない菓子入れより、手に持って江戸切子の良さが実感できるおちょこ+蓋(酒肴を盛る小皿にもなる)=江戸切子・蓋ちょこを生み出しました。
廣田硝子の江戸切子職人技により、器の側面全体から底の部分、さらに蓋にまで、寸分の狂いもない伝統的な美しい文様が刻まれ、切り子本来の模様の美しさが際立っています。
※内容が最新ではない場合があります。予めご了承ください。