2016.2.10 / 那須の風景
まっしろな風景。。。。
那須で暮らすまで、雪の風景はそんなに身近なものではありませんでした
雪国に比べれば、そんなに多い雪ではないかもしれませんが
それでも
20〜30CM積もると、その日の朝は雪かきから始まります
雪がやわらかなうちに、雪かきをしないと固く凍ってしまいます
おひさまが出てくれると、あっというまに溶けてくれますが、
そうもいかないことも多いのが
自然の中で暮らすということなのかもしれません
雪かきを考えなければ、
雪でまっしろになった風景はとてもうつくしいものです
庭の風景も一変します
それでも
雪の下で植物たちは春のおとづれをじっと待ち
芽吹くための準備をしています
庭にはハーブやいろんな植物たちを育てていますが
そのほとんどはそれほど手をかけなくても
毎年、ちゃんと芽を出し花を咲かせてくれます
昨年
那須でポール・スミザーさんのお話を聞く機会がありました
ポールさんの庭づくりは、
その場所に適した植物をえらぶこと
そして あまり手を掛けすぎないこと
たしかにもともと植物たちは
人間がいなくても
自分たちで完結して生きていたのだな。。。と思うと
植物たちから学ぶことの方が多いのだなぁと感じます
雪と植物たちが見せてくれる風景は
素敵なアートのようで
毎日、そんな風景を見つけることがとても楽しみです