2017.4. 7
桜の季節になりました。
「花冷え」とも言われるように、まだ朝晩の肌寒さが残る東海地方ですが、外に出るとふわりと香る春の香りが嬉しい季節。
春は園芸や野菜づくりのハイシーズン!
一年でいちばんワクワクする季節に、お庭では、野菜たちが「ベジトラグ」ですくすくと育っています。
ベジトラグSサイズに、野菜を植え付けたところを前回のレポートでご紹介しました。
これは、3月16日の様子です。
時期的にこれから顕著になるであろう害虫被害のことを考慮して、防虫対策をすることにしました。
まずは園芸店で、ベジトラグのサイズや仕様などの詳細を相談。
お店の方から、U字型の支柱とステンレスの園芸用クリップをすすめられました。
U字タイプの支柱は、ぐっと両サイドを抑えたときにたわむだけの柔軟性があるので、ベジトラグのSサイズに無理なくおさまるだろうとのことでした。
支柱を3本たてたところ。
ここに、物置から発掘された「不織布」をかけます。(おそらく以前、ブルーベリーの鳥よけ対策にと買ったものだと思われます。)
不織布をかけ、クリップでとめます。
ベジトラグのオシャレ感が減ってしまったような・・・。
これも全て、自称「木箱畑」で美味しい野菜たちを収穫するためのものです!
これからの時期は、葉もの野菜につくアオムシや、アブラムシが大敵なのです。
<野菜別 害虫まとめ>
【レタスにつきやすい害虫】
- アブラムシ(葉の汁を吸う、ウィルス病の媒介)
- ヨトウムシ(葉を食害)
- オオタバコガ(中に入り込んで食害)
【ブロッコリーにつきやすい害虫】
- アオムシ、ヨトウムシ、コナガ、オオタバコガなどの幼虫(葉の食害)
- コガネムシの幼虫(根の食害)
- アブラムシ、ネギアザミウマ(葉の汁を吸う、ウィルス病の媒介)
【ラディッシュにつきやすい害虫】
- アブラムシ(葉の汁を吸う、ウィルス病の媒介)
- アオムシ、コナガ、カブラハバチなどの幼虫(葉の食害)
【そらまめにつきやすい害虫】
エカキムシ(葉の中に入り込んで食害)
アブラムシ、ハダニ(葉の汁を吸う、ウィルス病の媒介)
ソラマメゾウムシ(幼虫による豆の食害)
そこで、不織布のネットで覆うことにしたのですが、
「ネットを掛けることでどのくらい防虫できるものか」と園芸店で相談したところ「7割くらいは防除できる」とのことでした。
効果に期待したいところです!
園芸用クリップで、不織布をこのように固定しました。
そして、この作業から5日が経過。
お水やりのときは、
フロント部分のクリップだけ外して、ペロンとめくってお世話をします。
植え付けから11日目。たくましく育っています!
リーフレタスも青々としています。もう外側から収穫してサラダにできそうです。
そらまめも
植付けからわずか10日で早くも花が咲き始めました。豆類は、展開のはやさにいつもびっくりします。
そらまめは自家受粉ができるのでネットをかけて虫が来なくても実がなるとは思っていますが、なんとなく多分パワーが足りないような気がするので、水やりのたびにお花を下からつまんだりしています。無事そらまめが食べられますように。
ブロッコリーは、
少し立ち姿が凛としたくらいで、まだ大きな変化はありません。割り箸の簡易ミニ支柱が役に立っています。
手前のスペースでは
ラディッシュが続々と発芽中です。種まきをして双葉が発芽するシーンは、いつ見ても健気でかわいらしいです。
全体像。
フルメンバーで元気です!じゃがいもの芽(というか茎)が地上に出てくるのが楽しみです。
【ベジトラグ】で野菜を育てていて気づいたポイント
● 高さがあるので、支柱をたてたり防虫ネットをかけるなどの作業がラク
● 高さがあるぶん、ネットをかけた状態でも風通しが確保しやすい
● 管理するのに手頃な大きさ。「プランター以上畑未満」の絶妙なサイズ感。
次回も、引き続き作業レポートは続きます!
お楽しみに♪
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