■ポリエステル素材の特徴
合成繊維の中でも熱や摩擦に強い素材です。また、吸湿性が少ないため乾きが早く、水による収縮が起きづらいため型崩れもしづらい特徴があります。
■ポリプロピレン素材の特徴
ポリプロピレンは耐久性に優れた軽い素材で、吸湿性がないので濡れても乾きやすく、その分お手入れがしやすい素材です。着色する場合は原料から染色するので堅牢度に優れ,色落ちしにくいという特性も持っています。
また他の素材に比べて遊び毛がほとんど出ないのも特徴です。
■打込み数とは
織りの密度を表すもので一般的には1平方メートルあたりにどれくらいの織り目があるかをノット数という単位であらわします。ノット数が多ければ多いほど高密度になり耐久性と重厚感がでるだけでなく、繊細な絵柄を表現することもできるようになり、一般的には価格も高くなります。
■高密度のウィルトン織り
18世紀中期に英国ウイルトン市で始まった機械織りの製法のことを言います。
下糸にパイル糸を絡み合わせてつくる織物なので、下生地に糸を貼り付けるタフト製法のものよりも耐久性に優れ、汚れにも強いという特性を持っています。そもそもヨーロッパでは靴で上を歩くことを前提で作られているわけですから日常使いには十分な強度持っていると言えます。
■滑らかな肌触りのヒートセット加工
熱処理によりウールのように柔らかく、へたりにくく、遊び毛を出にくくさせる加工を施した糸です。