二拠点で使いたい折りたたみチェアの名作
1970年、日本モダンデザインの父とも呼ばれるデザイナー・新居猛によって生み出された「ニーチェアエックス」。快適な座り心地を、好きな場所に持ち運べる折りたたみチェアの名作として、国内外を問わず愛され続けています。
「ニーチェアエックス80」は、ニーチェアエックスの発売から10年後の1980年に誕生。包み込まれるような座り心地はそのままに、座面を高くして立ち座りをしやすく。背もたれを折りたためるので、よりコンパクトに持ち出せます。
例えば、週末や休日、都会の喧騒から離れて木々を眺めるもう一つの暮らしの拠点で。ウィークデーには、さっきまで仕事をしていたスペースで、ほっと一息つきたいときに。一脚を広げて身を預けた瞬間、体と心がゆるゆるとほどけ、豊かに満ち足りていく――。
そんな、変わるシーンに、変わらない座り心地を叶えるパートナーのようなチェア、あなたなら、どこに広げますか。Nychairは『新しい』椅子
個性的なNychairという名前の由来は、デザイナー『新居 猛』という名前から。そしてもう一つは、デンマーク語の”新しい”という意味の『NY(ニュイ)』をかけてつけられました。
高度成長期の中、どんどん豊かに変わってゆく1970年の時代を感じさせます。デザイナー:新居猛/Takeshi Nii(1920〜2007)
日本モダンデザインの父との呼び名もあるデザイナー。座りやすい椅子をコストをかけずに作るという姿勢を生涯貫きました。その信念を具現化したものが現在も残る『ニーチェア』です。本人は自身の信念を『心地よく、丈夫で、安価な、カレーライスのような日本の暮らしに合う椅子をつくりたかった』と表現していました。