2018.5.29 / ガーデニング(GARDENING)草花(FLOWER & PLANTS)
星の王子さまミュージアムは、箱根の仙石原にあって、日照時間の短さと霧が多いため、バラを満開に咲かせるのは難しいとされてきました。でも、一番よくなかったのは、この土壌でした。
もともと湿地帯であった上に、以前はここがテニスコートだったことからも、水はけはなしも同然。
バラ園を作った最初の数年は、惨憺たる結果でした。
数年後、私がバイオゴールドの土や肥料を知るに至り、
全面土壌入れ替えと肥料の予算を組んでいただき、そして今があります。
見ての通り!この写真は昨日、5月28日にスマホで撮りました。
スパニッシュビューティーは早咲きですが、
アーチの内側にたくさんの花が咲くよう、工夫してあります。
(アーチの上の方が日当たりがよいので当然花は上を向いて咲くところ、
バラを担当してくれているスタッフの皆さまが工夫して枝を内向きにしたり、
葉を減らしてアーチの内側にも咲くようにしています)
.......この写真は3年前の写真。今年はこちら、ルージュ ピエールドロンサールは
あともう少しで満開!
お天気が良い時の、去年の写真です。
今日はお天気がいまひとつですが、晴れると花色が鮮やかになります。
こちらも、土壌改良から二年目の写真。ルージュ ピエールドロンサール(アーチ)と、
ラ・セビリアーナが満開。ラ・セビリアーナは、蛍光色のような赤で、満開だと目が眩しい!
スーパーエクセルサ。こちらは本当に、スーパー。ふた株で、ほんのわずかな土壌に
植わっているのに。土と肥料(も、バイオゴールドの)だけで、こんなに!!!!
ちなみに、冬はこんな感じでしたが。寒さや雪で枝が折れたり枯れることがあります。
つるバラはコモ囲をしますが。
右。アンジェラ、こちらも、最強の花付きで選ばれた品種です。
色調がもう少し優しければ。と
おっしゃる方もありますが、みごとに、華やかさでは他を圧倒します。
バラと一緒に植える宿根草のセレクトは、限られますが、サルビアネモローサは、
スパイク状の花が、バラと好対照。枝葉も縦長に伸びるので
バラの邪魔になりにくい。
アンジェラと、ドルトムンドを混ぜています。ここ数年で
塀の反対側からもたくさん、見えるようになりました。
肥料といえば、
今年は肥料を多めにくれたそうで、イチゴの実のなりも違います。甘くて美味しい。
まあ、とにかく、土壌改良と肥料でもって、植物の生育は天と地ほど違ってきます。
他の宿根草のエリアもどんどん良くなりました。
コンテナには、化成肥料も使いますが、地面には、ここで使っているバイオゴールド元肥のように、
有機肥料に限ります。
有機素材でないと土の微生物が育たないので.....。意識としては、花を育てるよりも、
まずは、土を育てる意識で、植物を植える。そうでないと
結局のところは何をやってもうまく行かないという
これは私なりの結論です。
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