マットレスを直置きしたいと考える人は多いですが、快適に使用するために、さまざまなポイントを押さえる必要があります。この記事では、マットレスを直置きして使用したい人のために、マットレスを直置きするメリット・デメリットを紹介します。より快適にマットレスを使うための対策を詳しく解説しているので、ぜひ役立ててください。
マットレスの直置きは可能?
デメリットと10の対策をわかりやすく解説
マットレスを直置きしたいと考える人は多いですが、快適に使用するために、さまざまなポイントを押さえる必要があります。この記事では、マットレスを直置きして使用したい人のために、マットレスを直置きするメリット・デメリットを紹介します。より快適にマットレスを使うための対策を詳しく解説しているので、ぜひ役立ててください。
マットレスを直置きするメリット
マットレスを直置きする3つのデメリット
マットレスを直置きするデメリットを3つ解説します。
カビが発生しやすい
マットレスを直置きする一番のデメリットは、カビが発生しやすくなることです。何も対策せずにマットレスを直置きで使用していると、カビはどんどん増えていきます。カビが発生する主な原因は、以下の2つです。
床との接地面に結露が生じる
マットレスを床に直置きすると、床との接地面に結露が生じやすくなります。人の体は温かいため、寝ている間に熱がマットレスに伝わり温かくなります。床は冷たいため、温まったマットレスとの温度差が大きくなり、マットレスと床の間に結露が生じ、カビが発生しやすい環境になりやすいです。
汗により湿気がこもる
人が一晩寝ている間に出る汗の量は約500mlともいわれており、この汗はすべてマットレスに吸い込まれ、湿気がこもります。マットレスを床に直置きしていると汗による水分が逃げにくい状態になるため、カビが発生しやすくなります。
ハウスダストを吸い込みやすい
マットレスを直置きすると床に近い位置で寝ることになるため、ハウスダストを吸い込みやすくなります。ハウスダストは目に見えにくい小さなホコリなので、きちんと掃除しているつもりでも残っている場合があります。ハウスダストはアレルギー症状の原因になることがあるため、なるべく吸い込まないようにしなければなりません。
マットレスの劣化が早い
マットレスを直置きすると、内部に湿気がこもりやすいため、マットレスの劣化が早まります。ウレタンが使用されている場合、湿気の影響で弾力性が失われます金属製のスプリングコイルが使用されている場合は、湿気が原因でさびて折れる危険があるため注意が必要です。
快適にマットレスを使うための10の対策
快適にマットレスを使うための対策を10個解説します。
湿気対策
1.ベッドパッドを使う
ベッドパッドをマットレスの上に敷くと、寝ている間にかいた汗がマットレスに染み込むのを防止できます。湿気を防ぐのに特化した除湿パッドや、夏の暑さを軽減する冷感パッドなど、ベッドパッドにはさまざまな種類があります。ベッドパッドも清潔に保つ必要があるので、複数枚を用意して頻繁に洗うことをおすすめします。
2.部屋の換気をする
マットレスに湿気をためないようにするには、こまめに換気をし、湿気を室外に逃しましょう。部屋にも湿気をためないことが大切なため、どうしても換気ができないときや梅雨の時期には、除湿剤や除湿機などをうまく活用してください。洗濯物を部屋干しすると湿気がたまる原因になるため、なるべく避けましょう。
3.マットレスを立てかける
マットレスの湿気を防ぐためには、使わないときは立てかけておくことをおすすめします。床と接している裏側部分に空気に当てることで、マットレスが乾燥しやすくなります。マットレスの感想と同時に、床もしっかり乾燥させられます。扇風機を使ってマットレスの裏側に風をあてると、湿気をより効率的に飛ばせます。
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結露対策
4.すのこマットを敷く
マットレスと床の間にすのこマットを敷くと空間ができるため、風通しがよくなります。結露が生じにくくなり、カビの発生を抑えられます。一般的に、すのこマットはベッドに比べて安価であり、不要な際もコンパクトに収納できるため便利です。通常のすのこにマットレスを乗せると床を傷つける恐れがあるため、マットレス用のすのこマットを使用しましょう。
5.アルミシートを敷く
断熱効果のあるアルミシートをマットレスと床の間に敷くと効果的に結露を防止できます。寝ている間にマットレスの熱が床に伝わりにくくなる効果もあり、床との温度差で生じる結露が防げます。特に冬は暖かく快適な睡眠が得られるためおすすめです。
6.コルクマットを敷く
コルクマットを敷くことで、冷たい床とあたたかいマットレスの温度差を緩和し結露を防止できます。コルクは空気をたくさん含んでいるため、温度差を緩和するために高い効果を発揮します。コルクマットはクッション性があるため、床に傷がつくのも防げます。
根本的な対策
9.ベッドの高さが気になるならフロアベッドを
ベッドをなるべく低く配置したい場合、フロアベッドがおすすめです。床板やすのこを敷き、周辺をフレームで囲んだベッドをフロアベッドとよびます。マットの直置きと変わらない寝心地が得られる上に、カビ対策が少し楽になります。ヘッドボードがついているタイプを選べば、インテリア性や利便性も備えられるため魅力的です。
10.予算が気になるならサブスクの利用を
ベッドを設置するための予算が気になりマットレスのみを購入している場合は、家具のサブスク(レンタル)を利用しましょう。家具のサブスクを活用すれば、期間中に一定金額を払うだけで家具を使用できます。購入する場合に比べて初期費用を抑えられるため、予算が少なくても希望に合うベッドの購入が可能となります。定期的に交換もできるため、気軽にさまざまなベッドを使用できます。
まとめ
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