自宅でできる!
「ふわふわ」かき氷を作るコツとアレンジレシピ
2023.07.25 UP
地域によっては梅雨も明け、 夏本番の暑さが到来。暑い日が続くと冷たいものが食べたくなりますよね。そこで7月25日は「かき氷の日」ということで、お店のような「ふわふわかき氷」を家庭で作れる裏技などをご紹介します。今回は、数々のメディアに出演中でアイスに人生を捧げるアイスマニア「シズリーナ荒井」こと、荒井健治さんにお話を伺いました。
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1.テキスト
夏の定番スイーツ「かき氷」。数年前から台湾風、韓国風など、ふわふわ氷を売りとする専門店の出店が相次ぎ、口の中で綿あめのように溶けていく食感がたまらないとブームを巻き起こしています。しかし、材料は同じ氷なのに、なぜか自宅で作るとシャリシャリ氷に…。
――「ふわふわ」と「シャリシャリ」の違いは、氷自体の品質と、削る際の刃の入れ方に大きな違いがあると荒井さんが教えてくれました。
『まず、「ふわふわ」と「シャリシャリ」の食感の違いを生み出す原点となるのが、「氷作り」です。不純物を含む水を使うと食感がシャリシャリしたかき氷になってしまうため、多くのかき氷専門店では、水道水を濾過して不純物を限りなく取り除いた「純水」を凍らせています。そのうえでふわふわ食感にするには、固くて削りやすく、透明度の高い氷が重要。専門店では時間をかけてじっくりと凍らせ、透明な部分のみを切り出して使用しているんです』。
――家庭用の冷凍庫で専門店顔負けの氷をつくるためには、あえて熱伝導率の低い“プラスチック製”の容器を使うのがおすすめだと荒井さんは言います。
『製氷皿にもこだわっていただきたいですね。熱伝導率が高いアルミ製の容器で作った氷は、早くできる一方で削りにくい柔らかい氷になることがあります。できれば、プラスチック製などのあえて熱伝導率の低い容器を選び、じっくりと凍らせるのがおすすめです。また、氷自体に味をつけるためにシロップやジュースを凍らせるケースもあるでしょう。ですが、砂糖などの甘味料が加わると糖度が高くなり、柔らかい氷に仕上がってしまいます。削る際に崩れやすい氷になるため、「ふわふわ」かき氷を目指すなら、必ず水道水そのものを凍らせましょう』。
――ただし、ろ過をしていない水道水は『純水』とはいえません。それでも環境とコツさえ理解すれば、『純氷』に近い透明な氷になる裏技があるのだとか。その方法を荒井さんに詳しく教えていただきました。
『きれいに洗浄した2Lのペットボトル、分厚いタオル、紐か輪ゴムがあれば作れます。まずはカッターでペットボトルの下1/3程度を切り出し、水道水を入れます。その後は周囲を分厚いタオルで巻きつけ、紐か輪ゴムで状態をキープ。ここでは冷凍庫の冷気が上から入ってくる状態にするのがポイントです』。
――家庭用冷蔵庫で製氷された氷は白く濁った氷になりがち。これは先に凍る部分が透明で最後に不純物が凍り白く濁って見えるからなのだとか。この原理を応用するそうです。
『あとは2日間おいておけば、下の方に白く濁った部分が集まった透明な部分の多い氷ができあがります。この白く濁った部分を切り取れば、ご家庭でも透明な氷で「かき氷」が作れるんです』。
3.おすすめの
ちょい足しアレンジレシピ
氷の作り方から削り方までこだわったかき氷は、より美味しく味わいたいものです。そこで、荒井さんにちょい足しで作れるアレンジレシピを教えていただきました。ご紹介するレシピは、「生グソ風かき氷」。変わったネーミングですが、秋田市にある大人気かき氷店「広栄堂」の看板メニューです。「生グレープフルーツソフト」の略として、秋田市民の間では有名なんだとか。生グレープフルーツの酸味とソフトクリームの甘みが合わさり、すっきりとした後味のスイーツ系かき氷です。
秋田名物「生グソ風」かき氷
まとめ
水の準備から凍らせ方、削り方などに少しの手間をかけるだけで、お店のような「ふわふわ」食感のかき氷を作ることができます。この夏はご自宅で、本格的なかき氷作りにチャレンジしてみてはいかがですか。
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