全国的にも有名な栃尾の『ジャンボあぶらげ』を使いやすい一口サイズにしました。
特徴であるふっくら感はそのまま。1個ずつ取り出せて使い勝手がよさも特徴です。
そのまま焼いても、煮込みの具材にも大変お勧めです!
【栃尾と言えば、おいしいあぶらげ(油揚げ)】
全国にその名を知られる栃尾の『ジャンボあぶらげ』。その油揚げは通常の油揚げの約3倍。長さ20〜22cm・幅6〜8cm・厚さ3cmというあまりの巨大さに厚揚げと間違えられる程。口に入れるとずっしり食べごたえもあれば、パリっとした歯触り良い適度な弾力もあり、ふっくらとした柔らかさで淡白な風味が口いっぱいに広がります。
諸説では、今から300有余年の昔、火の神様として崇められていた栃尾の秋葉神社の神宮から参拝人のお土産を考えて欲しいと頼まれた当時の豆腐屋林蔵が江戸で修行し、考えだされたものです。
当時、馬市(馬の売買)が盛んで仲売人達の間で酒の肴として大変好まれていました。今の大きさになったのはこの頃と言われています。 山間地である栃尾は魚介類の入荷が少なかったため、タンパク質や脂肪を他の食品から摂る必要性があり、それに適していた油揚げをたくさん食べる習慣が根付いたと考えられています。
とちおの油揚げのおいしさの秘密は、『にがりを入れるタイミング』と『ニ度揚げ』にあります。
通常の豆腐は煮沸した豆乳ににがりを打ちますが、当店の油揚げは煮沸後、ある一定の温度でにがりを打ち熟成させます。このタイミングが非常に重要です。
油揚げ用の豆腐生地ができたら、最初は低温鍋でゆっくりと揚げ、浮き上がってきたら高温鍋に移して芯まで加熱します。(二鍋製法)
二度揚げする事により、ふっくらとしたジューシーな「とちお油揚げ」になります。
その栃尾の油揚げの豆腐生地を食べやすいひとくちサイズにカットして、栃尾の伝統的である二鍋製法で揚げています。芯までふっくらと仕上げてあります。