本場ベルギーで作られたウィルトン織ラグです。遊び毛が少なく、お手入れも簡単で、ヒートセット糸を使用しているので風合いもやわらかです。
遊牧民が使う手織りのカーペットからインスピレーションを受けてデザインされたラグで、ベルギーらしい優しく繊細な色のコーディネーションも美しいデザインになっています。周囲を囲むリボンのデザインが落ち着いた中にもアクセントとして映え、単なるクラシックラグではないデザイン性の高さを表現しています。
消防法施行等で定められた防炎性能基準に基づいて作られたラグで、燃えにくくなっています。
●ウィルトン織とは
18世紀中期・イギリスのウィルトン市で発祥した機械織りのラグ。
特徴としては、
【1】自由な表現力と高いデザイン性
無地・柄ラグ共にパイルの長さを自由に変えることができることであらゆる表現力を持ち、デザイン性の高いラグを作ることができます。
【2】頑丈なつくりで、耐久性がある
表面のパイル糸以外に、地径糸(じだていと)・覆糸(おおいいと)・緯糸(よこいと)の4種類の糸を、織りこんで作ってあります。
表面のパイル糸が下糸に直接絡み合わせて織り込んであるために、パイルが抜けにくく、しっかりとした耐久性に優れた仕上がりになっています。
■ヒートセット糸
熱処理によりウールのように柔らかく、へたりにくく、遊び毛を出にくくさせる加工を施した糸です。
■ポリプロピレン素材の特徴
ポリプロピレンは耐久性に優れた軽い素材で、吸湿性がないので濡れても乾きやすく、その分お手入れがしやすい素材です。着色する場合は原料から染色するので堅牢度に優れ、色落ちしにくいという特性も持っています。
また他の素材に比べて遊び毛がほとんど出ないのも特徴です。