従来の麦わら帽子のイメージとは違った、スマートカジュアル感があふれるデザイン。つば広型やハット型が多い麦わら帽子ですが、個性的で珍しいキャップ型に仕上げました。キャップと言っても大人の女性を意識したすっきりとした印象。生成りのナチュラルカラーで作られたシンプルなデザイン。年齢・スタイルを選ばず気軽に被れ、マリンスタイルやカジュアルなデニムファッションによく似合います。
機能性も備えた伝統手工芸品
麦わら帽子に使われるのは主に大麦の茎。それを7本組み、真田ひも状に編んだ「麦わら真田」が材料となります。まず、1本1本手で編み上げられた真田を霧吹きで湿らして縫製。次に型入れして天日で水分を飛ばした後、乾燥させて装飾します。この縫製→型入れ→装飾という流れを3人で分業して進めていくことで、1つの帽子が仕上がります。熱中症対策として重要性が高まる夏の帽子。麦わらは空気をよく通し、帽子内にこもりがちな熱を放出します。湿度の高い日本の夏こそ、昔ながらの麦わら帽子の良さを実感してください。もちろん、ギフトにも喜ばれます。
埼玉県春日部市の伝統工芸品である「麦わら帽子」。現在、日本で量産できる工場は少なく、その中でも100年以上の歴史と伝統を誇る老舗が田中帽子店です。麦わら帽子は、7本の麦を1本に編んだ材料を使い、1つ1つ職人の手により重ねて円状に縫い上げる独特な縫製方法により作られます。天然素材である「麦わら」は通気性も良く、日除けにもぴったりな夏に欠かせない帽子です。田中帽子店では、男女・世代を問わず人気の麦わら帽子を、今なお昔ながらの作り方で1つ1つ丁寧に作っています。