手仕事のぬくもりが宿るスペシャルな一枚。
インド北部の街、ラクナウの女性たちに約400年前から受け継がれる伝統刺しゅうは、圧倒的に美しい繊細な意匠です。花や植物などの自然をモチーフに、ふっくらとした立体感により生まれる陰影が最大の魅力です。インド産コットンボイル素材をふんだんに使ったチュニックのポイントとして、フロントの右裾に身生地と同系色のターコイズグリーンであしらいました。刺しゅうを活かすために襟元はバンドカラー、フロントは比翼仕立てにして、肘が隠れる五分袖のミニマムバランスに仕立てています。