ARAS 取皿ボウル

○重ねた時、うつわ同士が密着せず、空気が通る
○波のようなカタチはスプーンで掬いやすい
○底面は角がなく丸みがあり、他のうつわを傷つけない
○つい手に取りたくなる深さ・サイズ感を追求

【ARAS/エイラス】

1000回落としても割れない器、ARAS。食体験をもっと気軽に、豊かに、楽しくという思いを込めて、一から考え直した食器です。 落としても割れない樹脂を使うことで扱いやすさとこれまでできなかったカタチを両立し、食体験をさらに豊かで気軽なものに演出します。さらに環境に配慮しリサイクル可能な素材を新開発し、これからの社会に寄り添う新しい食器を目指しています。

石川県加賀市の山麓に拠点を置くARASは、石川樹脂工業から生まれた新しいプロジェクトです。1947年に漆器の木地製造からスタートした石川樹脂工業は、より多くの人々に製品を届けるために樹脂という素材に着目し、革新的な挑戦を続けてきました。
2020年春に誕生したARASは、「樹脂という素材で、器を通して食体験を豊かにする」という理念のもと、日常に使える食器ブランドとして展開しています。豊かな自然と伝統が息づく加賀の地で、量産でありながらも一つ一つに個性を持たせ、割れない機能性と工芸的な魅力を兼ね備えた器づくりに励んでいます。
効率化や最適化だけにとらわれず、時には原点に立ち返りながら理想を追求する。それは「つくり手の想いが使い手の想いへと繋がる」という信念があるからです。日々の地道な工夫と改善を重ねながら、ARASは新しい食器の価値を創造し続けています。

●伝統工芸から最新のテクノロジーまで、様々な技能を持つ「職人」。考え抜かれた美しさを創り出す「アーティスト」。過去の歴史から学び、未来へと求められるカタチに、アップデートする「デザイナー」。食と工芸の街、金沢を拠点に、さまざまな視点からそれぞれの長所を活かし、ものづくりをするクリエイター集団雪花（secca）とデザインの共同開発をしています。
●石川樹脂工業は、1947年に創業し石川県加賀市に工場をもつ企業です。現在、食器を独自の成形技術を軸に商品を提供しています。さらに近年では、こだわりのある人の普段使い食器「ARAS」を展開するなど、革新的な製品開発にも力を入れています。