おせち料理に入れる紅白なますの
意味や由来・願いは?
特徴や人気レシピを紹介
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おせちに入れる紅白なますの意味やいわれ・由来を知っていますか?今回は、〈おせち料理・お食い初め〉などで食べる紅白なますの、〈意味・由来・いわれ・願い〉や栄養などの特徴を紹介します。おせちに入れる紅白なますの〈人気・アレンジ〉レシピも紹介しますので参考にしてみてくださいね。
紅白なますは、
おせち料理に欠かせない紅白なますは、
作り方・手順
おせち料理のなますは定番の味だけでなく、
@ゆずなます
ゆずなますのレシピは、以下の通りです。
【材料】(4人分)
・大根:300g
・塩:大さじ1/2(大根塩揉み用)
・にんじん:30g
・塩:少々(にんじん塩揉み用)
・酢:小さじ4(合わせ酢用)
・砂糖:大さじ2(合わせ酢用)
・みりん:1/2(合わせ酢用)
・赤唐辛子:少々(合わせ酢用)
・ゆず果汁:小さじ2
・ゆず皮:適量
【手順】
1.2〜3mmの細切りにした大根と塩をビニール袋にいれてよく揉み、10分間おく
2.1のビニール袋の底の両端を三角に切って水気をしっかり絞る
3.2〜3mmの細切りにしたにんじんと塩を別のビニール袋にいれてよく揉む
4.数分おいた後、3のビニール袋の両端を切って水気をしっかり絞る
5.合わせ酢の調味料を耐熱ボウルに入れて電子レンジで1分加熱する
6.合わせ酢の粗熱が取れたらボウルにゆず果汁と大根、にんじんを入れて混ぜる
7.ゆずなますを盛り付け、千切りにしたゆず皮をのせたら完成
ゆずの上品な香りが漂うなますは
ゆずの上品な香りが漂うなますは、お正月料理にぴったりです。ゆずの果肉と種をくり抜いてゆず釜を作り、器代わりにすると、おせち料理が一層華やかになるでしょう。ゆずの風味をより強くしたい時は、なますの具材としてゆず皮を和える作り方もおすすめです。
Aレモンなます
レモンの酸味が効いた
レモンの酸味が効いた爽やかななますのレシピで、洋風おせちにおすすめです。調味料にオリーブオイルを加えるとドレッシング風の合わせ酢になり、サラダのような感覚で食べられます。酢の代わりにレモン汁で作っても美味しく出来上がります。
おせちの紅白なますは何段目に入れる?盛り付け方は?
一般的なおせち料理は、「一の重」に祝い肴(いわいざかな)、「二の重」に口取りと酢の物、「三の重」に焼き物、「与の重」に煮物を詰め、「五の重」は空箱とします。紅白なますはおせち料理の酢の物とされるため、重箱の「二段目」に盛り付けます。紅白なますは汁気が出やすいため、直接重箱に盛り付けず、小さい器に入れて詰めましょう。
ゆず釜や竹筒を器の代わりに使用すると、おせち料理がより華やかになります。なお、三段重の場合、紅白なますは二の段に盛り付けられることが多いようです。家庭や地域の風習によって、詰め方が異なる場合もあります。
おせちの詰め方、盛り付けの例は下記を参考にしてください。 おせち料理のおしゃれな盛り付け方 由来を知って縁起よく!伝統の重箱・人気のプレート盛り
おせちの紅白なますの日持ち・賞味期限は?いつ作るべき?
おせちには紅白なます以外に、
おせちには紅白なます以外に、下記のような料理を詰めます。
・えび
・かまぼこ
・くわい
・ごぼう
・こんにゃく
・たまご
・ちょろぎ
・蓮根
・伊達巻き
・黒豆
・数の子
・栗きんとん
・昆布巻き
・筑前煮
黒豆やたたきごぼうは、おせち料理の祝い肴(いわいざかな)とされています。祝い肴にはほかにも、数の子や田作りなどがあり、それぞれ長寿や子孫繁栄、豊作などの祈りが込められています。また祝い肴は、縁起がよいとされる「三」の品数を揃えるのが一般的です。
また、焼き物のえびには「長寿、運気の強さ」、大きな芽が出るくわいには「めでたい、出世」などの願いが込められています。このようにおせち料理の食材ひとつひとつには、縁起のよい意味やいわれがあります。
おせち料理の中身・具材は下記を参考にしてください。 おせち料理の中身・具材の一覧 定番のメニューや種類ごとの意味を紹介
おせちを種類で選ぶ