寝室のレイアウトでもっとも注意したいのは、「一番過ごしやすいのはどこか」の見極めです。エアコンなどの風の影響、外気からの音や視線、水廻りの流水音や廊下の音など、さまざまな影響を考慮して「頭」の位置を決めることから始めます。
寝室では、体からの放熱によって壁に結露が発生しますので、湿度対策は絶対に必要です。また窓際の場合は、窓の近くの空気が冷やされるために体が冷える恐れもあります。快適に眠れる環境を最優先に考えて、ベッドの位置を決めましょう。

ヘッドボードがないタイプのベッドなら、限られたスペースでも設置可能に。ホテルのような寝心地が叶います。

�@硬すぎるマットレス
身体がまっすぐになり過ぎて、腰の部分が不自然に上がった状態の寝姿勢になる。

�Aちょうど良いマットレス
背骨がゆるやかなS字カーブに曲がる状態で、自然に立った姿勢のようになる。

�B柔らかすぎるマットレス
仰向けになったとき、重い腰や肩だけが深く沈んでしまい、圧力が集中する。

頭の位置が決まったら、おのずとベッドの位置は決まってきます。次に大切なのは「掃除しやすい配置かどうか」です。シーツや布団を整えるベッドメイクやお掃除の動作寸法が取れるかどうかで、快適度が格段に変わります。理想は、ヘッドボードを壁付けにして、残りの３方向に60cm以上のスペースを確保できること。難しい場合は、少なくとも壁から10cm程度は離す工夫をすれば、かけ布団を垂らすこともでき、布団のズレを防止できます。

新生活を始めるこの機会に、人気の北欧スタイルに挑戦してみませんか？
北欧スタイルは、お家での暮らしを楽しみたい方に、おすすめのコーディネート。これから自分ひとりの時間を大切に、ゆったりのんびり過ごしたいという方にはピッタリです。北欧スタイルの特徴といえば「シンプル＆ナチュラル」。厳しい冬の暮らしを気持ちよく過ごせるよう全体はナチュラルに仕上げますが、ポップな色味をプラスして楽しさのエッセンスを加えることも忘れません。だから“シンプルだけど可愛い”部屋にしたいという方にもマッチするスタイルなのです。
家具を一から揃えるのは大変ですが、ファブリックを北欧スタイルにするだけでも印象はガラリと変わります。北欧フィンランドで長い歴史をもつフィンレイソンのファブリックでまとめれば、シンプルな中にもエスプリの効いた、おしゃれな空間を作ることができますよ。

朝の目覚めは太陽の光とともに…。そんな「当たり前だけれど健康的な毎日を送りたい」というあなたには、シンプルなコーディネートがおすすめ。

自然・天然にこだわってベッドにはオーク材をチョイス。ブルー系の清々しいファブリックをプラスすることでシンプルですが優しいスタイルが完成します。寝る前にストレッチをしたり、朝の目覚めとともに体を動かしたりしたいというヘルシー志向の方にも役立つラグは、意外にもお部屋の主役になってくれます。見た目も感触も爽やかなので、素足でも心地よく過ごしていただけますよ。
一日の終わりはゆったりと、始まりはスッキリと、そんな生活スタイルが実現するシンプルなお部屋で新生活を始めてみませんか？

毎日をおしゃれな空間で過ごしたい！ひとり暮らしを始めたら「こんな家具を置いて、こんな生活をして…」と憧れ続けてきたという方におすすめしたいのが、家具にもファブリックにもこだわったモダンスタイル。
17世紀頃からイギリスで愛されてきたウォルナット材をご存じでしょうか。美しい木目と深い色合いが特徴で使いこむほどに味わいが深まるウォルナットをベースにすれば、あとはファブリックで自分らしさをプラスするだけでモダンスタイルが完成します。刺繍でカバーリングされた独特の雰囲気をもつファブリックを始め、ベッドサイドには収納力が高くステンレスの部分づかいが心憎いナイトテーブルをチョイス。幾何学的なフォルムが人気のコートスタンドは、置いてあるだけで洗練された雰囲気を醸し出してくれます。
自分の好きなものだけに囲まれた空間で、毎日を優雅に過ごしたい方に、ぜひおすすめしたいコーディネートです。