「もっとスタイルがよかったらいいのに・・・」
そう思ってため息をついているあなた!つら〜いダイエットをしなくても、身につける洋服の着こなしや小物の選び方をちょっと変えるだけで、スタイルが驚くほどスッキリしてみえるのをご存じですか?
やせて見えるコーディネートの法則を、「ヨコモリミナコの図解着痩せマジック!あっという間に服でやせる!」などの著書で知られるファッションデザイナー横森美奈子さんに伝授していただきました!
目からウロコの
「もっとスタイルがよかったらいいのに・・・」
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やせて見えるコーディネートの法則を、「ヨコモリミナコの図解着痩せマジック!あっという間に服でやせる!」などの著書で知られるファッションデザイナー横森美奈子さんに伝授していただきました!
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STEP1
鏡の前で自分をチェック!
鏡の前に立ったとき、ついからだの中の気になる部分ばかり見てしまいませんか?
そして、その“部分”が少しでも目立っていると、全体のシルエットやバランス、服の色や雰囲気がどうかをチェックする前に服を脱ぎ捨てていないでしょうか?
STEP2
からだの中の
着痩せポイントをチェック!
スリムに印象づけるうえで重要なポイントとなるのが、体型上実際にくびれている部分。この部分を露出したり、強調したりすることによって、たとえ実際にはあまりくびれていなくても、くびれているように見せかけることができるのです。
首&鎖骨のネックライン
顔や首元をすっきりさせるのなら、「Vネック」を!タートルやハイネックは、気になる首の短さやしわを“隠す”ことができたつもりでも、からだの面積を協調して重く見せる結果に・・・。
Vネックは首と顔周りをシャープにみせ、全体のイメージを着痩せした印象にすることができます。
手首
腕より手首が太い人はいないもの。二の腕の太さが気になる人は、七分袖で手首を見せたほうが二の腕を目立たせません。袖口にフレアーなど量感のある服なら、手首がより細く見えるので効果抜群!
手首が見えるか見えないかには、からだ全体の印象をガラリと変える力があるのです。
ウエスト
ウエストのくびれは、体型のアクセントになる重要な部分。実際にあまりくびれがなくても、「そこにくびれがある」と暗示させるだけで、体型にメリハリができます。たとえばジャケットやオーバーブラウスは、ウエストシェイプが入っているものを選びましょう。
ウエスト位置が実際よりも上にあるものを選ぶと、脚長効果にもなってよりGOOD!
足首
手首同様、見せるだけでスッキリ感を演出できる足首。スカートもパンツも、足元の印象がどう見えるか考えて選びましょう。足が太いのが気になるからと全部被い隠すものを選ぶと、下半身の量感が重くなります。
スカートは、ふくらはぎの途中くらいの長さで分量多めのセミフレアーのすそを選べば、ふくらはぎの印象があいまいになり、すそとの対比で足首が細くも見えます。
パンツの場合も、クロップドパンツ(七〜八分丈)のほうが足元スッキリで脚長に!
STEP3
着痩せ上手になる3つのトリック!
どんな服でも、着ただけでステキに見えるということは難しいものです。けれどもシルエットとバランスのトリックを上手に使えば、まるで別人のように体型をよく見せることができるのです。このとき大事なポイントとなるのが「Xライン」「縦長ライン」「ハイポイント」。タンスの肥やしになっている服やこれまで敬遠していたアイテムも、このポイントを考えて見直せば、意外な “着痩せ”アイテムになるかも!
Trick1
X(エックス)ライントリック
ウエストをくびれてみせるのに効果的!
Trick2
縦長ライントリック
Trick3
ハイポイントトリック
背を高くみせ、体型カバー&小顔効果も!
フリル襟や胸元ギャザーでアクセント
目に付くもの、印象に残るものが高い位置(ハイポイント)にあると、全体のイメージを背が高くスタイルよく見せることができます。そこで利用したいのが洋服の一番上にある“襟”。首元のフリルや胸元のギャザーは、小さくても目に付くのでハイポイントのアクセントとして効果的!
タートルネックの着こなしルール
タートルネックでもハイポイントトリックは使えますが、顔の大きさや首の長さを気にしてタートルを中途半端な長さで折り返すと、見えている首の部分が顔とつながってみえて顔がより大きく見えてしまいます。タートルネックは、あごの下までぴったり被うようにしたほうがハイポイント&小顔効果アリ!
STEP4
色・柄・配色
コントラストの着ワザテク
色には目立つ色と目立たない色があります。これらの配色や対比、使う面積などで生まれる「色の視覚効果」は、着痩せテクを語るうえではずすことのできない要素。
上手に利用して縦長ラインやハイポイントを作り、着痩せ効果を狙いましょう!
全身濃色
多少の着痩せ効果はあるものの、全身が濃い色ではメリハリがないために重くみえてうっとうしい印象。
淡色トップ
上下を色で分断すると、スッキリ効果は×。とくに下半身が濃い色の場合、重心が下がりぼてっとした印象に。
濃色トップ
上下が分断されていても、ボトムが淡色なら浮き上がるようなバランス効果が生まれ、背が高くスラリと見える。
濃色でつなぐ
インナーとボトムを濃い色でつなぎ縦長ラインをつくると、淡色のジャケットがハイポイントになってスッキリ!
スカート
スカートの場合は、インナー&スカートでつながれた縦長ラインが足元で分断されないよう、タイツと靴も同色でつないで!肌色に黒い靴は脚の長さが分断されて損!
柄スカーフ
首元にはっきりとした柄のスカーフを使うと、ハイポイント効果が生まれ、目線がからだのラインより上へ!
柄バッグ
柄バッグを肩からかけるだけで、ハイポイント効果と同時に二の腕への視線をバッグにスライド。
柄トップ
からだにフィットしたものでも柄があるものなら、胸の大きさの目くらまし&着痩せ効果アリ!
柄スカート
からだのラインより柄を印象付けるのでヒップの大きさを隠すのにgood!でもシルエットには要注意!
※柄の大きさや色使いは大事なポイント。3m離れてみたときに柄がよくわからないものは無地と同様だと考えましょう。
STEP5
小物使いのマル秘テク
くびれを強調するベルトやハイポイントのためのコサージュ、柄モノコーディネートに使えるスカーフといった小物は、いつものファッションにちょっとプラスするだけで簡単に着ワザトリックを実践できる大事なアイテム。全身とのバランスをチェックしながら、上手に使いこなしてみましょう!
ベルト
おなかまわりが気になる人は、ローウエスト位置の太ベルト(4〜5cm幅)を。ベルトの存在感がウエストのくびれを引き立てスッキリ!
ネックレス
ロングネックレス(80〜100cm)は縦長ラインを、ロングペンダントはロングのVラインがシャープな印象を演出!
コサージュ・ブローチ
コサージュやブローチは鎖骨の高さにつけるとハイポイント&顔を引き立たせる効果が出てスッキリ!
スカーフ&ストール
プチスカーフは首元の欠点隠しにオススメ。タートル同様あごの下でキリッと結んで小顔効果を演出!ロングスカーフやストールは一方を長く垂らしてアシンメトリー(左右非対称)にみせることでスッキリ縦長ラインを作りましょう。