本記事ではタッパーウェアを使ったぬかどこのお手入れのポイントや、
美味しく漬けるコツなどをご紹介します。

タッパーウェアは、世界で初めてプラスチック密封容器を開発した1946年創業のアメリカのブランド。
プラスチック製密封容器の代名詞「タッパー」として親しまれているこの言葉は、なんと登録商標！
開発者であるアメリカ人「アール・S・タッパー」の名前に由来しています。

本体は軽く、容量は5.5L・11Lとたっぷりサイズの2種類。
深さもしっかりあるので、長さのあるお野菜もカットすることなく漬けられます。
そんなタッパーウェアの最大の特徴は密封力。
フタと本体のかみ合わせが高い密封力を生み出し、中に入れたものを新鮮に保ってくれます。
さらに塩分や酸、アルコール分に強く、ぬか漬けやみそ、梅干しなどの保存食作りに最適です。

その使い方はいたって簡単。
食材を入れてフタをする際、フタ（シール）の真ん中を押すだけ。
手が汚れているときは肘を使っても簡単に閉められます。

さらに容器が軽く耐久性もあるので扱いやすく、お手入れラクラク。
容量5.5Lと11Lは持ち手つきなので、持ち運びも容易なのが嬉しいポイントです。

ハードルが高いと感じてしまいがちなぬか漬けも、
市販のものを使えば買ったその日からぬか漬けを作ることも可能です。
今回はお野菜の販売を行う京都の会社「坂ノ途中」の松田さんに、ぬか漬けに合うおすすめのお野菜と、
タッパーウェアのマキシデコレーターを使ったつけ方のコツを教えていただきました。

株式会社「坂ノ途中」の松田さん

マキシデコレーターを洗い、清潔な状態にします。
次にお好きな分量のぬかどこを袋から出し、容器に入れ替え、容器の中で床を均します。

生で食べておいしいお野菜はそのまま漬けられますが、アクやえぐみのあるもの、
キュウリなどの水気の多いものは、塩揉みや下茹でなど、下ごしらえをしてから漬けていきます。

野菜どうしがくっつかないように間隔をあけ、
すべての面がぬかに触れるようしっかりと埋めます。
ぬかどこの表面を均しながら空気を抜き、側面についたぬかを拭き取って綺麗にします。
最後にマキシデコレーターのフタの真ん中をグッと押して閉め、
常温に置いて漬かるのを待ちます。

本体を床など低い位置に置き、フタの中央に両手をあて、体重をかけるようにして押すこと。
肘を使って押してもラクに閉めることができます。

食べごろは季節や温度、お野菜の種類や味の好みによります。
キュウリなら、発酵の早い夏場は朝〜昼に入れて夕飯には美味しく食べられますが、
冬場は発酵がゆっくりなので、1〜2晩漬けるのがおすすめです。

食ぬかどこの保管は、常温が基本です。
発酵に適している温度は20〜25℃程度。
さらに、ぬかどこのお手入れのコツは、上下を返すように混ぜること。
季節や温度にもよりますが、夏場は1日1〜2回、冬場は2日に1回程度が目安です。
混ぜることでぬかどこの風味がよくなり、美味しく漬かります。

ぬかどこの準備ができれば、次は主役のお野菜を。

坂ノ途中の松田さん曰く「キュウリやナス、オクラなどの夏野菜は、
初めての方でも手軽に漬けられるのでおすすめです。さらに、半端に余ったお野菜や
いつもなら捨ててしまうような部分も、ぬかどこに入れれば無駄なく食べ切れます。
定番のお野菜はもちろん、意外なお野菜を漬けてみると、新しいおいしさに出会えるかもしれません」

多くのお野菜は、そのまま漬けて美味しくいただけます。
洗って水気を切り、そのままドボンとぬかどこの中へ。
大きいものは半割りや四つ割りにしておくと、早く漬かります。
キュウリはヘタのところに苦味があるので、ヘタだけ切って漬けます。

塩で揉むことで、お野菜のアクと水分をとります。
ナスはアクが強いので、多めの塩でぎゅっぎゅっと揉み、
アクをしっかり出してからぬかどこに入れます。
白菜は水気が多いので、白菜の重さの3%の塩を振ってひと晩おき、
水分を出してからぬかどこに入れます。

そのまま漬けられるお野菜でも、軽く塩で揉んで水気を切っておくと、漬かりが早くなります。

ごぼうやかぼちゃなど、生で食べられないお野菜は下茹でしてから漬けます。
オクラも、さっと茹でてから漬けることで、歯ごたえがよくなりますよ。
アクの少ないものなら、蒸すのもおすすめです。

タッパーウェアのマキシデコレーターシリーズは深さがあるのでかき混ぜやすく、
ニンジンやキュウリのような長いものでも縦にして漬けられるのが嬉しいポイントです。
何よりフタが密閉でき、ニオイが外に漏れない。
大型のぬか漬け容器迷子の方にぜひお試しいただきたいアイテムです。

心浮き立つ可愛いカラーのタッパーウェアとともに、
ぬかどこを暮らしに取り入れてみませんか？