本が多くてもおしゃれに見える本棚の作り方

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サイズも種類もバラバラの本が集まった本棚は乱雑な印象になりがちです。それでもディスプレイの仕方を変えるだけで、簡単におしゃれなインテリアに早変わり。今回は本棚の選び方や、本をおしゃれに飾るコツをご紹介します。

部屋のテイストに合う本棚を選ぶ
 並べ方ひとつで印象は変わる
 インテリア性の高い本を置いてみる
 目線の高さに抜けを作ると圧迫感を感じない
 ルールを決めておくと、きれいがキープできる

部屋のテイストに合う本棚を選ぶ

わが家の仕事部屋には、床から天井まで壁二面に本棚があります。部屋にあるデスクや棚のカラーに合わせて色はホワイトに。ホワイトの本棚は、カラフルな本などざまざまな種類の本に合わせやすいので、とても扱いやすいです。

本棚の質感も他のインテリアと

本棚の質感も他のインテリアと合わせてマットにすることで、部屋によく馴染んでいます。

キッチン・壁・天井などイメージ

本棚を選ぶ時は、部屋のテイストに合うものを選ぶのはもちろんのこと、壁や床、天井、インテリアなどどれかの色味と合わせると、より部屋に統一感がうまれて、すっきりおしゃれな雰囲気になりますよ。

並べ方ひとつで印象は変わる

写真やデザイン、インテリア、旅、アウトドア、料理、小説、漫画・・・わが家の本棚はジャンルもサイズもバラバラな約1,000冊の本を収納。本が見つけやすいように、サイズや色別ではなく、ジャンルや作者などのカテゴリーに分けて棚のスペースごとに収納しています。

本がたくさんあるのにごちゃついた印象にならず、すっきりおしゃれに見せるためには、本の並べ方がポイントに。

初めに意識したいのが、背表紙を棚の前面に合わせること。意識していないと本を本棚の奥に押し込みがちですが、背表紙がズラーッときれいに揃っていると、サイズが違う本が並んでいても格段にすっきりとした印象になります。

他にも、背の順で並べてみたり、

横だけでなくたまに縦に積んでみたり。

いろいろな並べ方をすることで

いろいろな並べ方をすることで空間にメリハリを作っています。すべて背の順にするなど、整然としすぎていると不自然に見えてしまうので、きれいに並べすぎないこともポイントのひとつです。

インテリア性の高い本を置いてみる

洋書や写真集、アートの本など、置いておくだけでインテリアとしての要素もあるおしゃれな本を持っておくのも、本棚を簡単におしゃれにする近道。

存在感のある背表紙が並んでいるだけで、

存在感のある背表紙が並んでいるだけで、本棚をグッとおしゃれな雰囲気に格上げしてくれます。

また、お気に入りのデザインの本があれば、

また、お気に入りのデザインの本があれば、表紙を見せてディスプレイしてみるのもおすすめです。わが家では、目を引くポップなイラストの本と写真集を表側にして飾っています。

美術館や海外に行った時など、

美術館や海外に行った時など、お気に入りの一冊が見つかれば、ディスプレイ用に購入してみるのもいいですね。

目線の高さに抜けを作ると
圧迫感を感じない

本棚は本を詰め込んでしまうと、どうしても圧迫感が出てしまうので、適度に余白を作るのがおすすめです。その時に大事なのが、目線の抜けを意識するということ。

例えばわが家では、立った時の目線が本棚の下から4～5段目の位置なので、この段を中心に余白を作るようにしています。

本だけでなく雑貨などを置いて、

本だけでなく雑貨などを置いて、視線の抜けを。この余白があるだけで圧迫感がなくなり、部屋もより広く感じられます。

また、雑貨があると本棚に表情がついて、

また、雑貨があると本棚に表情がついて、より一層あか抜けた印象になりますよ。

もし、本棚の近くにソファなどを置いていたら、ソファに座った時の目線の先も意識してみてください。

わが家では、座った時にちょうど目線にくる

わが家では、座った時にちょうど目線にくる高さの棚に、カゴを置いて抜け感をプラスしました。

ルールを決めておくと、
きれいがキープできる

あまり余白のないわが家の本棚。それでもこの状態をキープできているのは、「本は本棚に入るだけ」と決めて、定期的に本の見直しをしているからです。

例えば、よく購入する雑誌の場合は、

例えば、よく購入する雑誌の場合は、読んだら右へ右へと入れていくと、常に読んでいない本がいちばん左側に。このルールを守っていると、最近読んでいない本がひと目でわかるので、本を見直す時、何を手放すのか決める指標になるのでおすすめですよ。

並べ方や雑貨を飾ることで、簡単におしゃれになる本棚。ご自宅の本棚で気になる箇所があれば、ぜひ試してみてください。

執筆者

整理収納アドバイザー／編集・ライターはなむらあや

【所有資格】整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー、編集・ライター。夫、息子（4歳）、娘（1歳）の4人暮らし。2019年に夫婦で設計した一戸建てが完成したのを機に、収納アイデアや日々の暮らし、役立つ情報などをSNSやメディアにて発信。整理収納だけでなくインテリアコーディネートのアドバイスも行う。インスタグラム＠h_aya_homeでは「おしゃれですっきりした暮らしの始め方」を更新中。

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