洗面所を素敵に見せるインテリア。スッキリした空間作りでおしゃれに演出

洗面所を素敵に見せるインテリア
スッキリした空間作りで
おしゃれに演出

リード文

今回は洗面所のインテリアをおしゃれにする方法をお伝えします。洗面所は毎日使う場所なので、心地よさや洗練を感じる空間作りをしませんか。使うモノの選び方で、使いやすさも備えた空間になりますよ。

画像

（執筆者提供画像）

色を絞るとスッキリ見える
 見せる収納で「飾ること」を意識する
 おさえておきたいポイント
 最後に

色を絞るとスッキリ見える

洗面所はモノが雑多になりがちな場所なので、すっきり見せることを意識しましょう。ベースの色を2～3色に抑えたり、無彩色（白、グレー、黒）に色が効いた小物をアクセントで組み合わせると、すっきりするうえに洗練されたおしゃれな空間を作ることができます。

無彩色は、タオルや収納用品で取り入れると映えるインテリアになるのでおすすめです。無彩色の中でも人気なのがグレーです。上品かつスタイリッシュで、どんな色とも合う優秀カラーといえるでしょう。

わが家のベースカラーはホワイトと透明の2色にしています。そこにアクセントカラーとして、ブルーの小物を加え、全体を爽やかなイメージでまとめています。

（執筆者提供画像）

見せる収納で「飾ること」を意識する

わが家の洗面所の壁はオープン棚です。実用的なモノも置いていますが、飾り棚のように使っていて、インテリア小物も置いてあります。

いちばん上のキャンドルの色は、ベースカラーの透明とアクセントのブルー。2段目のゾウの置き物の色は、ベースカラーで使っているホワイトとアクセントカラーとなるブルー。3段目はホワイトのフレームのデジタル時計、4段目は透明素材のティッシュケースにすることで、ベースカラーとなじませています。飾るモノにもそれぞれ統一感を持たせることで、全体を整えています。

（執筆者提供画像）

固形石けんを入れている

固形石けんを入れているガラス製のキャニスターも透明です。白い石けんでも、カラフルな石けんでも色が透けて見えるので、インテリアとしてもきれいですし、清潔感も感じられます。蓋にはアクセントで白いタッセルを掛けて、シンプルになりすぎないように少し華のある雰囲気を作っています。

オープン棚に置く小物は、

オープン棚に置く小物は、1段に1～2個のみ。余白でヌケ感を作り、存在が際立つようにしています。

毎日使うモノを見せる収納にしたい場合は、トレーに置いてみてはいかがでしょう。シンプルなデザインで空間になじませたり、ちょっと個性的な色でアクセントにするのも楽しい空間になります。

（執筆者提供画像）

アクセサリーは見せる収納にぴったりです。

アクセサリーは見せる収納にぴったりです。小皿などに置くといいですね。小皿は色もデザインも豊富にあるので、季節や気分で替える楽しみがあります。

（執筆者提供画像）

おさえておきたいポイント

はじめにお話ししたように、きれいでおしゃれな空間に見せるためには、まずベースカラーを決めます。次にアクセントになるインテリア小物を選びますが、その小物の色はベースカラーと同じでも構いません。

例えば同じホワイトでも、素材によって雰囲気は違いますよね。でも、色が揃っていることで見た目がきれいですし、素材の違いで表情が出るのでおしゃれです。そこから少しの面積でもいいのでアクセントカラーを入れると、センスのいいインテリアに仕上げることができます。

最後に

インテリアは「トライ・アンド・エラー」をしながら楽しむモノだと思っています。洗面所のような少し小さな空間でトライしてみるのはおすすめです。

執筆者

インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー松本智子

【所有資格】インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー1級/企業内整理収納マネージャー/家相診断士
住宅メーカーのインテリコーディネーターを務めながら、整理収納アドバイザーとしても活動中。「空間・時間・精神的な余裕を生む」ことに気づき、「家をくつろぎの場、お気に入りの場に」を信条に、多くの人のQOLを上げるサポートをしている。
【ブログ】https://ameblo.jp/soccerkengo/
【Facebook】@matsumoto.tomoko.92
【Instagram】@02_simplesmart

松本智子さんの記事一覧はこちら