DAMA collection 2024真冬特別
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在宅ワークをもっと快適に!
室内を「仕事」「くつろぎ」で
区切る
スペース作りのアイデア

リード文

今回はお仕事の依頼で、コワーキングスペース(シェアオフィス)をイメージした空間を作ったときのお話です。これはイベントの一環で作っているため、設置は屋外になっていますが、在宅ワークでの部屋作りの参考になると思いますので、ご紹介させていただきます。

今、在宅ワークやリモートワークをする人が増えていますよね。自宅では仕事とくつろぎ空間の区別がしにくく悩んでいる方も多いのではないでしょうか。でも、ポイントをおさえて空間作りをすれば、快適な在宅ワークを実現することができます。

自宅と同じように、限られた空間の中で部屋作りをしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

家具の配置をシミュレーションする


依頼を受けたコワーキングスペースは、約3m×3mを想定した広さでした。もう少し分かりやすくいうと、6畳ほどの広さを正方形にした空間です。

そして、今回はインテリアコーディネートのテーマを「シンプル」「おしゃれ」「コワーキングスペース」としました。仕事スペースとくつろぎスペースの広さの割合は半々でコーディネートしていきます。

まずはおおよその図面を作成し、家具を置いたときのイメージがつかみやすいよう、自宅リビングに手持ちの家具を並べてみました。

移動させるのが大変な家具については 、家具のサイズを測ってそのサイズを床にマスキングテープで印をつける」ということをしました。

ワーキングスペースの作り方


まずはデスク周りのコーディネートです。デスクはパソコンを使用することを前提に、すっきりとシンプルにしました。

木製の家具を中心に揃えて、デスクの脚、椅子、照明スタンドの色は、落ち着きのある黒で合わせてコーディネートしました。

仕事中にちょっとした癒やしを与えてくれる

仕事中にちょっとした癒やしを与えてくれる観葉植物は、インテリアとして取り入れたいもののひとつです。黒に合うグレーの鉢カバーを選び、ブックエンド代わりにしました。鉢カバーは同じ色とサイズにして、左右対称のシンメトリーに置くことで、シンプルながらおしゃれなインテリアになります。

お気に入りの小物を置いておくと

お気に入りの小物を置いておくと癒されるという方もいらっしゃると思います。この デスクの上には、ワインの木箱を飾り棚に見立てて、動物のフィギュアを飾りました。

ただ置くだけではなく、木箱に馴染む小さな木片を使って、高低差を出して飾りました。こうすることで動きが出て空間をおしゃれにコーディネートできます。趣味のモノをインテリアとして飾りたいときのひとつの方法として参考にしてみてください。

また、一見バラバラに見える家具や小物でも、

また、一見バラバラに見える家具や小物でも、同色で揃えたり、黒×グレー、白×ブラウン など、なじみのいい色で合わせると、シンプルでおしゃれなインテリアになります。

この木箱の内側の左端に小さな観葉植物を置きました。その鉢と同じ色・大きさでデザイン違いの鉢カバーを写真の奥の位置に置き、ペン立てにしています。

くつろぎスペースの作り方


この画像で見ると、右半分が仕事スペース、左半分がくつろぎスペースとなっています。くつろぎスペースにはワインの木箱と板を使って、雰囲気を盛り上げる棚(左奥。ロッキングチェアの後ろ)を作りました。ワインの木箱はデスクの上(右奥)でも使っているので、空間全体に統一感が出ておしゃれに見えます。

こちらは自宅でシミュレーションしたときの画像ですが、

こちらは自宅でシミュレーションしたときの画像ですが、木箱の上の段は、縦・横にして表情をつけました。こうすることで、背の高いものを飾ったり、横に並べて楽しめるなど、いろいろな形のインテリア小物を楽しむことができます。今回は心地いいくつろぎスペースになるように、小物と合わせて観葉植物をたくさん飾ることにしました。

箱の中のインテリア小物には、

箱の中のインテリア小物には、いい雰囲気を出せるものを選んでいます。縦のワイン箱の中には古いレコードを立てかけ、その前にはキャンドルスタンドを置いています。キャンドルスタンドは本の上にのせて、縦置きの箱の空間を活かすように高さを強調しました。

木製ベンチ(左端)を

木製ベンチ(左端)をワイン箱の棚に対してL字になるように配置しました。そして、そのL字の空間部分に置いたのが、ひと休みしたいときに気持ちの切り替えを手伝ってくれる木製チェアとサイドテーブルです。

こちらはサイドテーブルとチェアを

こちらはサイドテーブルとチェアを自宅でシミュレーションした時の画像です。サイドテーブルは、大きい鉢カバーに板を乗せただけの簡易的なものですが、グレーの鉢に濃い木目の色を合わせることで、デスク周りと色を馴染ませて統一感を出しています。

ベンチには観葉植物を左右対称で

ベンチには観葉植物を左右対称で飾って雰囲気を出しました。

ベンチ部分を自宅でシミュレーションしたときの写真です

ベンチ部分を自宅でシミュレーションしたときの写真です。この配置は、インテリア小物の飾り方の中で、いちばん簡単でおしゃれに見えるおすすめの方法です。

今回のコーディネートはコワーキングスペース(シェアオフィス)であるため、

今回のコーディネートはコワーキングスペース(シェアオフィス)であるため、数人分の仕事スペースを想定して半々で分けていますが、自宅で単独使用なら仕事スペースはもっとコンパクトにしても足りると思います。

最後に


今回のように、ひとつの空間を「仕事、くつろぎ」というように違う用途で使う場合、それぞれのスペースに合った家具を配置し、位置や向きを意識すれば、ゾーニングすることができます。

そして、同じテイストのインテリアでまとめると統一感が出ておしゃれな空間に見せることができます。

これはコワーキングスペースでもよく見る手法ですね。自宅ワークで空間を区切りたいときにも、ぜひ参考にしてみてください。

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