インテリアで何を選んだらいいのか迷うもののひとつに、時計がありませんか？デザイン、形、色、大きさなど、選ぶ要素がたくさんあります。今回はインテリアに合わせたおしゃれな時計選びのコツをお伝えします。

どんなインテリアが好きですか？
今のインテリアはどんな雰囲気ですか？

・かっこいいインテリア
・エレガントなインテリア
・木調のインテリア
・シンプルなインテリア

時計の種類って本当にたくさんありますよね。
その中でもやはりご自身の好きなインテリアや、 今のお部屋のインテリアに合わせた時計選びをおすすめします。

好きなインテリアの雰囲気と言っても、漠然としてしまうかもしれません。そういうときは、好きなインテリアのキーワードを抜粋してみるとわかりやすくなります。

男前、インダストリアル（工業的）、ビンテージ、黒、などが思い浮かんだら、「かっこいいタイプの時計」。

高級感、光沢、ゴールド、花柄などが思い浮かんだら「エレガントなタイプの時計」というように、考えてみましょう。

スモーキーカラーや、マットな質感などのキーワードが思い浮かんだら、人気のグレー系エレガンスのインテリアが好みのタイプかもしれないので、｢エレガントな時計｣を候補に入れるといいですね。

キーワードを書き出してみると、自分の好きなものや、気になっているものがわかりやすくなりますので、こうした方法で時計選びをするのをおすすめします。

今のお部屋のインテリアに合わせるなら、家具と同じ素材を選んでみましょう。また、メインになっているインテリアの色に合わせて選ぶのも馴染みがいいですよ。もしくは、反対色を選んでアクセントで効かせるのもおしゃれです。

最近は賃貸住宅でも、アクセントクロスと言って壁の一面だけ、クロスの色柄が違うデザインが貼ってあることがあります。また新築の住宅でもアクセントクロスを選ぶ人が増えています。そのクロスに合わせて時計を選ぶのもいいですね。

ここからはインテリアに合わせた時計をいくつかご紹介していきます。

壁のクロスと合わせたビンテージ感のある時計です。レンガブロック調のクロスと馴染んで違和感なく、かっこいいインテリアになります。

このダメージ感が引き出す味わい、存在の大胆さがおしゃれです。

シックな色のアクセントクロスと合わせた時計です。ほかの雑貨とも色や雰囲気を合わせているので、インテリアに統一感が生まれます。印象がやわらかいので、北欧テイストやシャビィシック、エレガントなお部屋になじみます。

こちらはステンドグラス調の照明器具と、時計の青色を合わせています。

時計の中には「café」の文字とコーヒーの絵。小さなペンダントライトと合わせるといい雰囲気を演出できて、自宅でもおしゃれなカフェ気分を楽しめそうです。

キッチンにはどんな時計を使っていますか？こんなカッティングボードのような時計だと、キッチンらしい雰囲気を作れます。ウッディなダイニングルームに掛けても似合いますね。

駅や海外の街の中にあるような時計。壁に横付けするこんな立体的な時計を選ぶと個性的でグッとおしゃれになります。

両面どちらからも時間がわかるので、リビングとダイニングの間や、廊下などに設置すると便利です。シンプルなデザインなら、幅広いテイストの部屋に合います。

置き時計も高さがあるだけでおしゃれになります。これはサビ加工や塗装をはがしたデザインなので、アンティークテイストやシャビィシックな部屋のアクセントにおすすめです。

ちょっと珍しいものでは、額縁に入れた絵のようなデザインの時計もおしゃれです。これは透明のアクリル板に植物をプリントした時計。飾ると壁が透けて見えるので、まるで壁に植物を飾っているように見える面白さも魅力のデザインです。

動物をモチーフにしたかわいらしい時計もあります。動物好きの人や、ペットが飼えないおうちなどもいいですね。このような単色のデザインならシンプルなので、幅広いテイストの部屋になじみます。

オブジェとしても映えるモダンなデザインもおしゃれなインテリアになります。見る人によって太陽にも、星にも見えるデザイン。木製で温かみがあるので、北欧テイストやナチュラル系のお部屋に似合います。シンプル系のお部屋のアクセントにもおすすめです。

四角い形の時計なら、額と一緒に飾って同化させると、絵のようにも見えておしゃれです。

こちらは私がコーディネートさせて頂いたお宅の時計です。LDKの中心になる所に時計を掛けたいということでしたので、キッチン空間のホワイト×ゴールドと合わせた色合わせです。クライアントのご希望が高級感のある時計だったので、大理石と真鍮を使用した時計を選びました。

キッチンと同じカラーで合わせているので、インテリアに統一感が出ました。クライアントにもたいへん喜んでいただけました。

時計って本当にたくさんの種類があって選ぶのに迷いますよね。そういうときにはぜひ、キーワードを抜粋して、そこから選んでみてください。

わが家では、子どもが小さい頃は、子どもも時計が読めるようにと、数字のわかりやすい時計を選んだりもしました。インテリアも生活スタイルで変わるものです。その時々の優先順位で選ぶこともあると思います。そのときもいくつかのキーワードがあれば選びやすくなると思います。たかが時計されど時計ですね。